9月27日(金)より公開する映画『傲慢と善良』で奈緒さんと共にW主演を務める、藤ヶ谷太輔さん(
Kis-My-Ft2)がsweet webに初登場。映画化が決まる前から「人生で1番好きな小説」に挙げており、作品の映画化をするなら自分が西澤架(にしざわかける)を演じたい!と熱望されていた藤ヶ谷さんの映画化が決まった率直なお気持ちや、現場での雰囲気をお伺いしました。
ー藤ヶ谷さんが演じる西澤架(にしざわかける)の心情を本当に理解されていて、架そのものなんじゃないかと思うくらい入り込まれているな、という印象を抱きました。元々作品自体がお好きということでしたが、どのあたりがお好きだったのですか?
それは誉め言葉ですか(笑)? 最初はミステリー要素から始まって、徐々に恋愛要素も追加されてくなかでだけどそれだけじゃない人間関係だったり、友人関係、家族のこと、マッチングアプリのこと。都会と地方の時間の流れ方の差であったりって様々な要素が入っているけど、全然ごちゃごちゃせずに面白いものを見れたなって初めて読んだ時に感じたんです。
ー今回作品の中で“70点”という数字がキーワードにもなってきますが、そちらに関して藤ヶ谷さんはどう感じられましたか?
今回作品をやるにあたってもその辺りはかなり打ち合わせを行ったんです。70点という数字は男性からするとかなり高いんですよ。だけどその時女性スタッフさん達が言っていたのは、70点をつけられるくらいなら0点の方がいいわって(笑)。もし架と(奈緒演じる)真実の立場で真実が架のことを70点と言ったら、多分男性の大半は結構高い点数だなって思うんですよ。それって男女によってとらえ方が違ってめちゃくちゃ面白いなって。この1つのストーリーでいろんな議論ができるのは単純に面白いなと思いました。かなりパワーがあって、読み終わった後必ず誰かに話をしたくなる1冊だったなと思います。