THE RAMPAGEの“頭脳”・山本彰吾さん(通称・山彰さん、愛称・やまちほさん)の連載『YAMACHIHO HENGE🍑』、vol.06のテーマは「sweet」♡

東京ドーム公演を終え、少しゆったりとした雰囲気で登場した山彰さん。

ピンクの衣装をまとった、甘く優しく儚い雰囲気の山彰さんをお届けします!

前半は東京ドームにちなんだ「東京」をテーマにしたトークから・・・♡

(前半)

「東京ドームに立った瞬間、

『新しいものが生まれちゃったぞ』と思った」

――前回の取材が7月初めだったので、約2か月半ぶりの取材となります。Cyberhelixのファイナル、BATTLE OF TOKYO、M5Vツアー、そしてTHE RAMPAFEの東京ドーム公演と怒涛の夏でしたが、いかがでしたか?

山本彰吾(以下、🍑)「それ聞いただけでなんか疲れました(笑)。Cyberhelixが2024年の1発目のライブツアーだったわけですけど、コンセプトがしっかりあるストーリー重視の内容だったので、自分たちも気持ちで伝えるほかに、ファンの皆さんに、『このライブを通して何かを感じて帰ってほしい』というほうに重きをおけたライブでした。プラス、16人でのパフォーマンスを大事にしたツアーだったので、僕たちとしても体感であっという間に終わりましたし、あえて公演数が少ないからこそ、このツアーの儚さが表現できたと思います。それも相まって、THE RAMPAGEにしては割とローテンションな、ぶち上げっていうより、すごく鋭利で洗練されたツアーになった。自分たちのパフォーマンス能力に対しての向き合い方が変わったので、いいスタートを切れたかなっていうのがあります。

ツアーと並行して、MA55IVE のアルバムを作っていったんですけど、MA55IVE にとって初めてのツアーなので、なんとしてもぶちかまさなきゃいけないなと。やっぱりMA55IVE の曲が好きという人が結構いらしてくれて、ツアーもやってくださいというお声をいただいていた中での念願の初ツアーだったので、難しいことをするっていうよりも、とにかくこのグループをやっと皆さんにちゃんとお見せできるタイミングなので、真正面からぶち当たっていこうっていうセットリストにしました。地球にいる自分はTHE RAMPAGEだけど、地球じゃない惑星にいる自分はMA55IVEで、地球に侵略しに来たぞみたいなコンセプトを作って、ちょっとワクワクするようなライブを作ったので、めちゃくちゃ楽しかったですね。

THE RAMPAGEのライブは2024年のいま、何を見せていくかについて考えるんですけど、MA55IVE に関してはまったくゼロなので、とりあえずやりたいこと、ファンの皆さんが最後まで楽しんでもらえること、もうそれしかなかったので、作っててワクワクして、不安要素のないツアーを作れたかなと思いました」

――MA55IVE さんのツアーはZeppというライブハウスの要素もあって、観てる側も「音楽っていいな」という原点に戻れた感じがしました。

🍑「THE RAMPAGEがあそこまで行けてるからこそ、MA55IVE のZeppが効いてくるみたいな、引き合わせの法則みたいになってて、すごくいいラインにMA55IVE を置けたかなと思います。

BATTLE OF TOKYOは夏の風物詩みたいなお祭りなんですけど、今回はGENEさん(GENERATIONS)も出なくて、THE RAMPAGEが長男の状態でライブが進んでいったので、僕らとしてもそういう感覚って初めてで。

BOTって結構大きいプロジェクトに なってるので、そこの世界線も大切にしながら、でもNEO EXILEのみんなにもやんちゃしてもらいたいなって、あえて対等なライブの作り方をしました。THE RAMPAGEとTJBB(THE JET BOY BANGERZ)でBOTの気合の入り方が伝わるように真正面に対峙して世界観を100%提示したり。

TJBBのメンバーの(古嶋)滝はTHE RAMPAGEの武者修行ファイナルを見てLDHに来てくれたりしていて、歴史が育っていると感じると同時に、NEOの子たちはみんな一気にデビューしたので、頭一つ抜けたい、先輩を食ってやれという気合が見えました。僕らがGENEさんと『SHOOT IT OUT』をやった時のような、すごい気合が見えて、自分たちももっと頑張らんといけんなって改めて感じることができたライブになりました。

中止になった大阪公演があるので、必ずリベンジをしないといけないなと。残念だったけど、ある意味そういう伏線もできたかなと」