引っ越しのハイシーズンは言わずと知れた2~4月ですが、実は人事異動などが多い10月も繁忙期と言われ、引っ越しをする人の多い季節だと知っていましたか?

20代も後半となると、ライフステージの変化と共に視野も広がり、住まいについても自分にとって何が一番優先順位が高いのか、取捨選択ができるようになってきますよね。でもその一方で実際に探しはじめると直面するのが予算と広さの兼ね合い…。

北は北海道から西は京都まで、過去10回以上引っ越しをしている筆者が、一人暮らしのオススメ収納ワザについてご紹介します。

収納が少ない!6畳1Kでも必ずある収納スペース活用術

6畳1Kのマンションで多いのがとにかく収納が少ない!というケース。そして洗面所の横にトイレあるいは洗濯機置き場を配置し省スペースを図った物件です。引っ越しに伴い、それまで収納できていた荷物が溢れだし頭を悩ませているそこのあなた!お金をかけずに工夫で収納スペースをつくってしまいましょう。

今回は収納が少ない物件でも、大多数の方が確保可能な収納スペース、①「冷蔵庫周り」②「トイレの上」③「洗面台下・浴室」の収納ワザについてご紹介します。

①「冷蔵庫周り」の収納ワザ

玄関入ったらすぐキッチン。6畳1K一人暮らしの定番ですよね。ありがちなのが激狭の作業スペース!そして冷蔵庫とキッチンの間に空いたわずかな隙間。そこで使うのがこちらの強力マグネット棚です!

▲山崎実業 マグネットキッチン棚 タワー ワイド

本来の使い方とは逆向きになるのですが、冷蔵庫の左側面にペタッと貼り付けることで隙間への落下防止と作業スペースを確保。棚の下にも安心してストックを置いておくことができるようになります。

筆者の場合はシンクも幅が狭く食器も少しずつしか洗うことができませんでしたが、これを設置したことで作業効率が爆上がりしました。棚の上にセリアで購入した「給水マット 折りたたみタイプ」(右)、元からある作業スペースにはイケアの「食器用水切りマット」(左)、シンクには山崎実業「折り畳み水切りラック」(奥)を駆使してを家事の時短を目指しています。

続いては冷蔵庫の上。吊戸棚と壁までのスぺ―スを収納に生まれ変わらせます!マストで使うのはスペースの幅にあった長さの「突っ張り棒」、「突っ張りポール用スライド棚」の2つ。そして可能であれば水準器もあると精度があがり作業効率がアップします!

更に、突っ張り棚につきものの落下防止策としてこちらの2アイテムもあると心強いです。ちなみに筆者の場合、設置の仕方が甘く何度か落下してしまいましたので初めから導入することをオススメします。

▲DAISO つっぱり棒壁面ガード(左)、つっぱり補助版 石膏ボードベニヤ板用(右)

吊戸棚側はホチキス穴が空くと目立ちそうでしたので「つっぱり棒壁面ガード」 を採用。壁側には「つっぱり補助版 石膏ボードベニヤ板用」を使用しホチキスで留めています。

定規で測っても精度高く設置するのは難しいのでここでお役立ちなのが水平がとれているかどうかが一目でわかる水準器!ホームセンターはもちろん、アマゾンなどでも買えますのでぜひチェックしてみてください。

あとは幅に合わせて好みにあったバスケットを購入し、キッチン周りのグッズを収納しましょう。簡易的な収納スペースになるのであまり重いものをいれるのはオススメできません。筆者は無印の「ウォーターヒヤシンス 長方形 バスケット」と「ポリエステル麻 ソフトボックス」を使いました。仕切りにはCandoで購入した不織布ケースを使用しています。

▲プロテインやお茶・珈琲のストック、スポンジや使い捨てのカトラリー、収納袋、ボトルケース、タッパー、ナフキンなどを収納しています。

高い位置にあるので、手が届きづらい方はナチュラルな質感に合ったリネンのリボンなどを結んで引っ張れるようにするのもオススメです。