3 『セプテンバー5』
放送メディアが揺れてる今観るべき社会派

気になる映画セプテンバー5
アカデミー賞前哨戦で作品賞で有力とされる全米映画製作者組合賞の候補になった『セプテンバー5』。この作品は、72年のミュンヘン五輪選手村で起きたテロリスト籠城事件。それを報じなければならなかった報道専門じゃないTV局のスポーツ班を描いた社会派。

日本の放送メディアに激震が走り、メディアの役割が問われている今。これを観ると、そもそもテレビ局の人って一枚岩じゃないし、メディアが担う役割を全うするために、どのようなことがされているか、メディアの裏側が分かりますよ。

story:1972年、ミュンヘン五輪選手村で、パレスチナ武装組織がイスラエル選手団を人質に籠城。そのテレビ中継を担当したのは、報道とは無縁のスポーツ番組専門のクルー達。全世界が固唾をのんで見守るなか、彼らは何を報じ、何を伝えるかの選択に迫られる。

監督:ティム・フェールバウム/出演:ピーター・サースガード、ジョン・マガロ、ベン・チャップリン、ベンジャミン・ウォーカー ほか/配給:東和ピクチャーズ/公開:2月14日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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