――2019年にデビューしてから6年分の楽曲を詰めたベストアルバムということですが、振り返ってみるとどんな6年間でしたか?

流星「僕たちのグループは決して最初からキラキラした世界で生きていなかったと思いますし、これまでいろんな苦労や挑戦をしながら、目の前のやるべきことをひたすら積み重ねてきました。当時は明確なビジョンみたいなものは描けていなかったけど、今振り返ると信じて続けてきたことが形になっていたりして、ずっとキラキラした世界じゃなくても、自分たちが成し遂げたいことはやり続ければ叶うことを実感しています。大変なことの方が多かったけど、むしろ普通の人が経験できないようなことをたくさん経験させてもらった大切な期間だったと今は心から思えますね」 

未来「デビューしてすぐにコロナ禍に突入したりと、本当に僕らの6年間は順風満帆な道のりではなくて。それでもタイで武者修行をしたり、デビュー当時からは想像もしなかったような新しいチャレンジに挑戦したりしてきました。この6年間で音楽業界の常識も大きく変わったと思いますし、そういった変化の中で会社としても初めての試みが多くて、僕たち自身もたくさんの学びがありました。だからこそ、この経験はすごく貴重だったし、グループとしても個人としても、大きく成長できた期間だったと思います」

嘉将「デビューしてからすごく大変で、苦しくてもがいていたことのほうが多かったけど、昨年武道館に立つことができたのは、ようやく報われた、やってきてよかったと思える最大の出来事でした。なかなか前に進めない中でも、やり続けてきたことに後悔はないですし、武道館での公演がすごく自信につながったので、2025年、2026年はもっとやれる気がしています」