――ではそんな嘉将さんから見たお二人は?

嘉将「未来は流星が言ってくれた楽曲制作の話に加えて、絵がすごくうまかったり芸術的センスがあります。以前、自分の革ジャンにライオンの絵をペイントしていたんですけど、それがめちゃくちゃリアルで。ペイントだけじゃなくて立体的な造形物を作ることもあって、粘土で作ったゴリラの像のクオリティもすごかったです。最近、台北でライブをしたときに、メンバー全員で同じジャケットに自由にペイントして衣装として着る、っていう企画があったんですけど、未来だけレベルが全然違いました(笑)。シンプルに才能がすごいなって思います」

流星「みんなすごく可愛い感じで描いていたのに、未来が描いた黒豹だけがクオリティ高すぎて……」

嘉将「あと未来は性格で言うと、熱しやすく冷めやすいところがあります。趣味とか一回ハマったら一日中そのことを考えて突き詰めるんですよ。一時期はF1にハマっていて、毎日話す内容がF1のことだったんですけど、今はルービックキューブにハマっていて、楽屋でもずっといじってます。“あれ?F1は?”みたいな(笑)。ハマったものへの一時期の熱量が本当にすごい!」

未来「たしかに(笑)」

嘉将「流星はラップでグループの皮切りを担当することが多くて、ライブでも一番最初に勢いをつける存在ということもあって、昔から特攻隊長って言われています。実際、ライブではめちゃくちゃパワフルなラップとダンスを見せてくれるし、圧倒的なエネルギーを放ってるんですが、プライベートでは意外と静かで、たまに“あれ?いたの?”ってくらい存在感を消してるときがある。アーティストとしての姿とのギャップがすごい(笑)。あと、流星はデビュー前からずっとゲームをやり込んでいて、僕らもどれくらいすごいのかは正直よく分かってなかったんですけど、あるとき海外のプロチームが来たときに、一緒にチームを組んで戦ったんですよ。僕らも応援しに行ったんですけど、流星がまさかのプロチームを助けるレベルで活躍して、最終的に優勝したんです。メンバーみんなで“そんなに上手かったんだ⁉︎”って(笑)」

流星「あははは(笑)」