日本でもできる女性主体の避妊アイテム♡
①ピル(経口避妊薬/OC)
重い生理痛を緩和するために飲む人もいる低用量ピル。
経口避妊薬やOC(Oral Contraceptives)とも呼ばれていて、錠剤を毎日飲み続ける方法です(なかには、3週間連続で飲んだあと、1週間お休みするタイプも)。
薬に含まれる卵胞ホルモンと黄体ホルモンが排卵をストップさせてくれます。
コンドームよりも避妊率が高く、手が届きやすい価格の避妊方法です。
日本ではまだ医師の処方が必要ですが、最近では簡単に購入できるオンライン診療も増えています!
毎日同じ時間に飲まなければいけないのが大変ですが……若者も安全に使用でき、欧米では主流の避妊方法になっている国も多いといわれています。
避妊率 |
99.7%(正しい使用時) |
メリット |
比較的安価・避妊率の高さ・月経困難症の緩和 |
デメリット |
毎日の服用が必要(飲み忘れると効果減少or無効に)・日本ではまだ市販なし・副作用(吐き気、不正出血、静脈血栓症リスク) |
費用 |
1シート(1月分)2000~3000円ほど |
②IUD(子宮内避妊具/避妊リング)
「避妊リング」という言葉、聞いたことはありませんか?
以前はリング状のものが使われていたのでそう呼ばれていましたが、今はT字型が中心になっています。
IUDは、子宮の中に器具を挿入して、受精と着床を妨げる方法。
病院で装着しないといけませんが、とても高い避妊効果で、一度装着すると2~3年ほど使用できるんです!
ただ、子宮の入り口から器具を入れるので、装着時や装着後しばらく痛みや出血がある場合も。
気になるときには、お医者さんにも相談してみましょう。
避妊率 |
99.4%(正しい使用時) |
メリット |
高い避妊効果・長期間使用可・管理が比較的楽 |
デメリット |
病院での着脱(保険適用外)・初期費用の高さ・装着時のリスク・定期的なメンテナンスが必要 |
費用 |
装着時2~3万円ほど/抜去時1万円ほど |
③IUS(ミレーナ)
「ミレーナ」として知られるIUSも、子宮の中に器具を入れる方法です。
②のIUDと違うのは、器具から黄体ホルモンを放出すること。
ホルモンの働きで子宮内膜を委縮させて、着床を防いでくれるんです。
IUDと同じく、装着時のリスクはありますが、より高い避妊効果が最長5年続きます。
月経困難症の改善にも使われるので、保険適用となる場合も!
海外ではかなり人気が高まっている避妊方法です!
避妊率 |
99.8%(正しい使用時) |
メリット |
非常に高い避妊効果・長期間使用可・月経困難症の緩和 |
デメリット |
初期費用の高さ・装着時のリスク・定期的なメンテナンスが必要 |
費用 |
装着時5~7万円ほど/抜去時1万円ほど |
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