―ご自身と演じるキャラクターとの共通点や、逆にまったく違う部分はありますか?

谷原「自分で言うのも…ですが、やわらかい雰囲気は似ているのかなと思っています。プライベートでもやわらかい雰囲気を意識しているので、そういったところが氷室 輝くん(谷原さんが演じる役名)と似ていると思います。心配して言葉をかけてしまう部分は、そういう人でありたいなという僕自身の思いもあるので、台本を読んだ時にから似ているなと感じました。違うのは絵心があるかないかぐらいで(笑)。今手元にある台本を読んでいる感じだと、根本的なところはそこまでかけ離れてはいないんじゃないかなと思っています」

―役作りしやすいですか?

谷原「そうですね、ありがたいことに自分と重なる部分は結構あるので。あとはそこをどう広げていくか、かなと。考えるのが楽しいですね」

―今回ドラマ初出演ということで、今作を含め俳優業全体の意気込みを教えてください。

谷原「初めてだからこそ、どこかで、やってやるぞ!みたいな気持ちが大きくなってしまうと思うんです。僕はそういうことを意識し始めると空回りして不自然になってしまうので、やってやるぞ!という気持ちも大切にしながら、背伸びをせずにありのままに、今できることを出し切って演じたいなと思っています。共演させていただくベテランの先輩方のお芝居を見て学んで、自分の表現をしたいなというのが、今の意気込みです!」

―では、今後演じてみたい役柄とかはいありますか?

谷原「僕は40歳で挑戦したい役があるんです。それが役者として少し先の夢で、そこに辿りつく為の20代の夢は、僕も好きな青春群像劇で、その真ん中にどんと立てるような役者になりたいと思っています。その為にもこれからいろんな経験をして、人柄も含めて第一線でいられる役者になりたいです」