【女優賞】ヨドンセンの大賞は…
「おつかれさま」のIU

1960年代の韓国・済州島で生きる気丈で鮮明な少女エスン(IU)、幼い頃からエスンを一途に思い続ける誠実で真っ直ぐな少年グァンシク(パク・ボゴム)の挫折と成功を繰り返し生きていくふたりの波瀾万丈な人生の物語は、世代を超えても続いていく力が愛にはあると教えてくれる。
Netflixシリーズ『おつかれさま』独占配信中

大スターがNEXTステージへ
女優魂を見せた、IU

逆に何が出来ないのか?を教えて欲しい、国民的大大大人気スター、IU。
元々女優としての演技力の評価は高かったが、「おつかれさま」は、更にレベチだった!もう、“国民の妹”ではなく、“国民の姉さん”よ!完全に実力派大女優!!!
若かれし頃の奔放でじゃじゃ馬で必死に貧しく悲しい状況からもがき抜け出そうとするエスンも、伴侶としてグァンシクを健気に懸命に支えるエスンも、母親になって子供の事を大きな愛で包み込み力強く生きるエスンも、全て完璧だった。
特に泣きの演技はグッーと惹きつけられ、涙腺崩壊の嗚咽。ドラマ見終わってからは当分IU見ただけで涙滲んでたわ。。。
また今作ではエスンの中年期から晩年まではムン・ソリが演じて、その時代のエスンの娘クムミョンをIUが演じ、一人二役を担当。クムミョンの時の娘心もうまく表現し演じている。年頃の女の子の親への反抗と感謝の気持ちとの葛藤は誰もが共感したのではないだろうか?
今作で「百想芸術大賞」最優秀演技賞(女性)は惜しくも逃したが、世の中にはしっかりと女優としてNEXTステージに上がったIUを認知させた役だった。
sweet読者には1960年~70年代のエスンのレトロな衣装がとーっても可愛いのでこちらもチェックしていただきたい!私としては久々に、ザ!ラブコメの可愛らしいIUも見たいな~!