ライフステージの違いで「すれ違っていた気がする友人」と試した『For Friends』

まず誘ってみたのは、学生時代からの10年来の友人。お互いの恋愛事情や仕事への熱意など、これまで「知らないことはない」というほどに仲良くしてきた親友。だけど、お互い年齢を重ねるうちに、ライフステージや住む場所がズレてきて……「本当はどう感じているんだろう」と思ってしまうような場面が増えたり「以前のあの子なら、そうしたかな?」なんて勝手に相手をジャッジしようとしてしまうこともありました。

今も仲良くしているけれど、今後はモヤモヤせずに、相手のことを理解した上で適切な配慮をしていきたい。そんな思いから、『For Friends』のプレイに誘ってみました。親友からの反応は上々。「何それ、面白そう!」と、すぐ誘いに乗ってくれました。

2人きりでじっくり話せる場所がいいなと、個室のカラオケルームでカードをオープンしました。カードには1〜50の数字も割り振られており、数字が大きくなるほどに、質問の内容がパーソナルでディープな内容になっていくよう。

ルールカードに従って「答えたくない質問には答えなくていい」「相手の話を最後まで聞く」ことをしっかり確認し、カードをめくっていきます。

最初は、仕事のことや最近感じたことをシェアするような質問が続きます。「最近どうよ」なんて、会う度に上等文句のように言っていた気がするけれど、いざ真面目に質問と向き合ってみると、お互いに初耳な話がたくさん登場しました。

「ちょっと、そんなことしてたの?」なんて、気兼ねなくツッコミながらカードをめくっていきます。環境が違う部分もあるからと、最近はお互い、相手に気を遣いすぎていたのかなとも思いました。

十数枚カードをめくっていくと、今度はお互いの家族に関する質問や、友情関係に対する価値観についての質問も。どんなに仲のいい友人でも、お互いの家族の話って、なかなかシェアし合う機会がないもの。相手の幼い頃の話を聞いてみると「だからそういう風に考えるようになったんだね」と、相手の価値観が裏付けされていきます。

友情関係についての質問の中には「お互いのいいところを挙げていく」というハッピーな質問も。一つずつ、相手の好きなところを挙げていくと、今気になっていた相手のパーソナリティよりも、自分たちが過ごしてきた「長い関係」に、目を向けることができました。こんなにもいいところを知ってくれているのは、この人だから。そう思うと、環境やライフステージの違いなんて、一時的なハードルでしかないように思えてきます。

ディープよりの質問の中には、最近しなくなっていた恋愛に関する質問もたくさん。私たちの場合、片方に長く付き合っているパートナーができて、お悩みベースの相談がなくなってからは、なんとなく恋愛トーク自体をあまりしないようになっていきました。

だけど、久しぶりの恋バナには、お互い大興奮。青春時代を思い出すような質問もあって、恋愛を謳歌していた頃の記憶も蘇ってきました。彼女との会話の中で過去を懐かしんでばかりいても発展がない……なんて考えていた時期もありましたが、やっぱり楽しかったあの頃の昔話は、楽しくて。

友人を巻き込んで「セキララカード」をプレイしてみると、昔から変わっていない「相手を受け入れている自分がいること」、そして自分にも相手にも「新しい価値観があること」が分かりました。

お互いのいい部分を認め合いながら、今の価値観を改めて話し合ったことで、お互いに気を遣いすぎていたことを認め合うこともできました。結果的には、大満足! 誕生日などを理由に、数年に一度はカードゲームをしようという約束もできました。