音楽ドキュメンタリー映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』が帰ってきました!18年前に生まれた名作映画の続編のレビューをお届けします!
Checker’s List
金子裕子…美男大好きライター。美しくなければ男じゃない! が信条。
東郷葉月…ママさんライター。サブカル大好きな割に暮らしぶりはロハス。
よしひろまさみち…おかまライター。男子に甘く女子には厳しい。
今回チェックする映画はコチラ『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』
story
99年に大ブームを起こした音楽ドキュメンタリー&サウンドトラック『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』から18年。現メンバー達による、最後のワールドツアー「アディオス」を追いつつ、90年代の大熱狂の渦を振り返る。
監督:ルーシー・ウォーカー
出演:オマーラ・ポルトゥオンド、バルバリート・トーレス、イブライム・フェレール ほか
配給:ギャガ
公開:TOHOシネマズ シャンテほか 全国順次ロードショー
音楽に魂を捧げたレジェンド達に涙!(金子裕子)
レジェンド“イブライム”の生歌を聴いたことのある身としては感無量! ライ様(ライ・クーダー)の、瓶の首を切って小指にはめたボトルネック奏法にも涙! オールド・ファンのみならず、若い人もきっと感動に心震えるはず。
★★★(観なきゃ罪レベル!)
爺様達の大往生ラプソディ(東郷葉月)
キューバ音楽のルーツ、各音楽家の生い立ちなど、前作の背景にせまるこまやかな解説に、バンドへの理解がより深まり感動は増すばかり。いぶし銀以上の深遠な味わいと、シニア世代ならではのほんわか感も前作同様健在。
★★★(観なきゃ罪レベル!)
これで最後は残念だけど……(よしひろまさみち)
あのブームの騒動のなか、メンバーのビザが下りずにグラミー賞に出席できなかったなどなど。前作での大反響の裏で起きていたこともキチンと映像で見せてくれる親切設計。音楽はもちろん、お達者倶楽部のパワーに改めて圧倒されましたわ。
★★☆(お時間あればぜひ〜)