SDGsで掲げている17項目の持続可能な開発目標。普段の生活と結びついていることがたくさんあるのが面白い。身近なことなら始めやすいし、興味も湧いてきそう。そんな現実的な階段を一歩ずつ上がる入り口として7つのキーワードをご紹介。
1.ドリンクはマイボトルで持ち歩く
普段何気なく買うことも多い使い捨て容器の飲み物を、マイボトルにするとお財布にも優しく、ゴミの量も少なく変化。出かける前に、今日は何を飲もうかな? と考えるのも楽しい。オフィスでもアウトドアでも使えるボトルが便利。
世界から使い捨てペットボトルの消費を減らすことを目標にスタートしたS’well(スウェル)。独自技術の真空断熱3重構造による優れた保温保冷力を実現。ファッション性のあるデザインも人気。ユニセフをはじめ、乳がん研究基金やエイズ対策プログラム支援の非営利組織とパートナーシップを結び、活動をサポート。BPA/BPSフリー。ステンレスボトル〈エレメンツ/ジオードローズ500mL〉¥5,280(スウェル/マークス)
2.お買い物はいつだってエコバッグで
バッグの中身のマストアイテム、エコバッグ。可愛いデザインがたくさんあるなかで、軽くて耐久性のあるモノ、リサイクル素材、汚れても簡単に洗えそうなモノなど、自分のライフスタイルに合うものを選んで大切に使おう。
カリフォルニア生まれのBAGGU(バグゥ)。2019SS以来、従来の100%ナイロンから40%再生素材を含むリサイクルナイロンにアップデート。シーズン毎に30種類前後もの新色や新柄が登場。エコバッグの他にも、リサイクルコットンキャンバスのバックパックなど日常で長く使える製品が揃う。スタンダード バグゥ[H64×W39×D15㎝]各¥1,980(全てバグゥ/ピクニック)
3.カトラリーをバッグに入れて食事もエコフレンドリーに
ストローやカトラリーを持ち歩く人も増加中。ゼロウェイストの観点で、家で使っているモノを外出先でも使う方法を選択してもいいし、これを機に、サステナブルとは? を考えるきっかけを作ってくれる製品を探すのもオススメ。
使い捨てプラスチックがもたらす、環境と健康への影響。その現状に対する意識と知恵を高めるきっかけとして生まれた商品のひとつが、洗って繰り返し使えるステンレスストロー。付属のコットン巾着に、普段使っているカトラリーを入れて持ち歩くことも可能。工夫をすることがエコに繋がる。ストローセット〈細いストロー1本、太いストロー1本、ブラシ2本、コットン巾着1点〉¥1,650(のーぷら No Plastic Japan)
4.チョコレートを食べてカカオ生産国を応援
ほっと一息おやつの時間。チョコレートの気分の日は社会貢献へと繋がるモノを選んでみない? 例えばカカオ生産国を支援する取り組みのうえで製造された商品。ひとつのチョコレートが手元に届くまでのストーリーに触れてみよう。
メイジ・カカオ・サポートというカカオ農家支援活動を行っている明治。直接現地に出向き、農機具の寄贈や環境に配慮した農法の応援、適切価格でカカオ豆を継続購入するなど、持続可能な生産とコミュニティの生活を支援。明治ザ・チョコレート〈ペルーカカオ70〉¥237(明治)
5.環境に優しい洗剤を選ぶ
食器洗いや洗濯は生活に欠かせないことだから、肌にも環境にも影響の少ないモノを愛用したいし、洗浄力も欲しい。大切な衣類や食器、健康と地球も守る妥協のない製品を。
植物由来成分とミネラルをベースとし、洗浄力にも優れた洗剤ブランド。洗浄後の排水は生分解されて自然に還るので環境への影響がほとんどない。ボトルは100%再生プラスチック(一部製品を除く)。食器用洗剤〈ゼロ[無香料・無着色]450mL〉※オープン価格(エコベール/ジョンソン)※食器用洗剤はパッケージ切り替え期間中のためデザインが異なる場合があるが、製品の内容及びその他は一切変更なし。
6.紙パックの水でSDGsに参加する
世界中で気候変動などの環境問題をはじめ、海洋プラスチック問題も深刻化。知ってはいるけどどうしたらいいか分からないと感じているなら、身近な水1本からSDGsに関わる方法を教えてくれるブランドをチェックして。
貴重な水源と生態系の循環を守り社会にうるおいを与える、日本発の紙パックウォーター。佐賀のミネラル豊富な硬度190mg/Lの中硬水で、FSC認証(森林の環境保全に配慮)を取得した100%再生可能な紙包材。1本の売上につき1円を世界自然保護基金に寄付。紙パックナチュラルウォーター〈330mL〉¥173※参考価格(ハバリーズ)
7.ドネーションで未来に投資する
ドネーション=寄付といっても様々な種類が。古着を回収サービスに提供する、ヘアドネーションで医療ウィッグに貢献する、クラウドファンディングで支援するなど、アプローチの仕方も色々。身近にできる取り組みから始めよう。