キャッシュレス決済の種類は主に4つ!

キャッシュレス決済には種類がある。利用方法や決済のタイミングなど、それぞれの特徴を知って、自分に合った方法を選ぼう。生活スタイルに合わせて決算手段を複数利用するのもオススメ。


1 クレジットカード

代表的な企業:三井住友カード、楽天カード、dカード
支払い方式 : 後払い

1人あたり2.8枚保有※1しているキャッシュレスの王者

※1 日本クレジット協会調べ

キャッシュレス決済比率の9割以上を占める最もポピュラーな決済手段。現金がなくても後払いできるのが利点。最近はタッチ決済も普及し、少額決済の利便性も向上している。

ポイントを基点に選ぼう!

一般的にポイントが貯まりやすいカードが人気。特にこだわりがない場合は、年会費無料、ポイント還元率1%以上、ポイントの利用しやすさを目安に選ぶと失敗が少ない。

メリット ○

□ 後払いができる
□ ポイント還元がある
□ 付帯サービスが利用できる

デメリット ×

□ 使い過ぎてしまう
□ 不正利用の心配
□ 種類が多く選びにくい


デビットカード

代表的な企業:楽天銀行、セブン銀行、ソニー銀行など
支払い方式 : 即時払い

支払い分を即時決済するので
初心者にも優しい決済方法

銀行が発行するカード。買い物した金額は即時口座から引き落とされるので、残高管理が簡単。クレジットカードを持てない人も作れるのでキャッシュレスビギナーにも最適。

初心者さんは
一元管理から始めよう

収支を一元管理するなら、メインバンクが発行するデビットカードを利用するのがオススメ。支出を別口座で管理する場合は、ポイントやキャッシュバックの還元率が高く定額自動入金サービスのあるネット銀行※2が便利。

※2 当該サービスの有無はネット銀行によ って異なる

メリット ○

□ 即時決済で管理しやすい
□ キャッシュバックがある
□ 審査がなく誰でも持てる※3

※3 15歳以上などの年齢制限はある

デメリット ×

□ 残高の範囲内でしか利用できない
□ 銀行口座の開設が必要
□ 後払いはできない


電子マネー

代表的な企業:楽天Edy、Suica,パスモ、 iD、QUICPay、nanacoなど
支払い方式 : 先払い、後払い

決済スピードは0.1秒。
混雑時に真価を発揮!

電子化されたお金をやり取りする決済方法。特に決済スピードが速く、改札やコンビニで重宝する。決済タイミングはチャージで先払い、クレジットカードで後払いなどが選べる。

カードと紐づけポイントの
2重ドリを狙おう!

電子マネーはそれぞれ使える店舗が異なるので、利用したい店舗から逆引きして選ぼう。ポイントの 2 重ドリができるかどうかも合わせてチェックしよう。

メリット ○

□ 決済スピードが速い
□ 決済時にサインが不要
□ ポイントが二重ドリできる

デメリット ×

□ 先払いは事前入金が面倒
□ 後払い式は使い過ぎの心配あり
□ 利用限度額が低め


スマホ決済

代表的な企業:PayPay、LINE Pay、楽天ペイなど
支払い方式 : 先払い、即時払い、後払い

キャンペーンを利用すれば
ポイント率アップなど
お得がいっぱい

アプリ内で銀行口座やクレジットカードと紐づけ、QRコードやバーコードを使って決済する。基本のポイント還元率は0.5%程度だが、還元率が高くなるキャンペーンが豊富に行われているのも魅力。

同じ経済圏内でサービスを
統一するのがお得!

金融サービスはブランドを統一し、顧客の囲い込みを加速しているので、同じグループ内の決算サービスに紐づけるとキャンペーンで有利になることが多い。

デメリット ×

□ 使える場所が異なる
□ サービスの変更が多い
□ スマホのバッテリーが必要

メリット ○

□ スマホだけで決済できる
□ お得なキャンペーンが多い
□ アプリのDLだけで使える

非接触型IC決済

Apple Pay とGoogle Pay
登録しておけば
決済方法を瞬時に選べる

Apple PayやGoogle Payのアプリにクレジットカードや電子マネー、デビットカードを登録しておくと、かざすだけで決済ができる。ウォレットやアプリの利用で各決済手段の決済ポイントがつくのもお得。

illustration_ery edit_REMI SATO text_HIROYUKI YOKOYAMA photograph_TOMOKO YONETAMARI
web edit_ASUKA CHIDA
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください