憧れのスタイリストさんに、お洋服とクローゼットの話を聞いてみた。おうちのクローゼットにお邪魔して撮影! おしゃれな私服を大公開しちゃいます。

 

伊東牧子

スタイリスト

PROFILE スタイリスト。sweetをはじめとした数々の雑誌、広告で活躍中。カジュアルな中にもほんのり女っぽさ薫るスタイリングに定評あり。今回は、愛犬むぎも撮影に参加。 @makichan.com222

 

Tシャツやボトムなどは無印良品で買ったボックスに折りたたんで収納、コートやドレスはハンガーに。大きめのバッグはクローゼット上に収納、ミニバッグはハンガーに。モノの所在が一目瞭然。

温かみや心地よさ重視。
自然を感じるアイテムを愛する

「クローゼットをあけた瞬間にお仕事モードの戦闘態勢に入る」という牧子さん。スタイリストとして多忙を極める一方、プライベートでは二児(愛娘はなちゃんと愛犬むぎ)の母。クローゼットは、自分の中のスイッチを切り替える大事な場所。「好きなのは、どこかに自然を感じるような温かみのある素材や色み」と語る通り、伊東さんのクローゼットには、肌なじみのいいヴィンテージアイテムや、風合いのあるモノばかり。自分自身をかき消すようなスタイリングはしないようにする、というのがマイルールだそう。「クローゼットはいつもミニマムに。余分なモノはあまり持たず、今の自分の気分にぴったりのスタメンだけを置いているんです。そうすると毎日クローゼットをあけて、今日は何着ていこう?と考えるときに心からワクワクする」

 

物心ついたときから大好きなヴィンテージ。高円寺や中目黒のショップが行きつけ。

 

Tシャツコレクション。左は無地T、右は派手柄T。無地はぴたっとしたシルエットのモノしか着なくて、逆に派手柄Tはビッグシルエットを選びますね。

 

ミーハーだからお洋服は色んなテイストを着るけれど、ジュエリーは一貫してゴールド派。私の永遠のギャル魂を表現してくれる相棒です(笑)。

 

何も入らない偏差値2のバッグを心から愛してる(笑)。どうもハイブランドのバッグを持 ってる自分がしっくりこなくて、これくらいの脱力感あるバッグのほうが自分らしいなと。

 

シューズは、華奢なモノが好き。厚底は絶対にはかない派。シューズボックスも可愛いからディスプレイ。

 

なぜだか集めてしまう蛍光のスニーカー。ボディラインが出る女っぽいドレスにあえて合わせてハズすのが好きです。

photo_SHOTA KIKUCHI hair & make-up_MIFUNE[SIGNO](p.52)
web edit_ASUKA CHIDA