コロナの影響もあり、リモートワークやテレワークが増加。その影響で、コワーキングスペースやシェアオフィスの数は急増しています。
全国では1,500件近く、東京では470件ほどのコワーキングスペースがあるといわれていて、多くの人が場所を選ばずに働きやすい時代になってきました。
コワーキングスペースは「どこでも仕事ができる」という点だけではなく、場所によって雰囲気がシステムが全く違うことも魅力のひとつ。
仕事でアイデアが出ないとき、家にこもりっきりで退屈してしまっているときなどにコワーキングスペースやシェアオフィスに足を運ぶだけで、いつもとは違った働き方が実現できます。
この記事では、都内のおしゃれなコワーキングスペース・シェアオフィスをご紹介! また、初めてコワーキングスペースを使う人のために「快適に使うためのコツ」もご紹介します。
ぜひおしゃれなコワーキングスペースに足を運んでみてくださいね。
INDEX
コワーキングスペース初心者も安心! 快適に使うためのコツ
コワーキングスペースとは、スペースを共有しながら独立した仕事が行える場所のこと。2005年にサンフランシスコを中心に始まり、2010年頃に日本にもコワーキングの概念が広がったといわれています。
20歳以上の男女を対象にしたある調査では、52%の人が「コワーキングスペースを知っている」という結果に。しかし「コワーキングスペースを利用している人」は全体のたった2%と、まだまだ利用率は少ないようです。
利用者の少ない今だからこそ、ゆったりコワーキングスペースで作業できるチャンス! まだコワーキングスペースを使ったことのない人は、ぜひ以下のコツを参考に、初めてのコワーキングスペース・シェアオフィスに挑戦してみてください。
料金システムをチェック
コワーキングスペースの料金システムは主に「ドロップイン」と「月額利用」の2つがあります。以下のように、使い方によってもオススメの料金システムが変わってくるので、利用前にチェックしてみましょう。
初めての場合は、気軽に利用できるドロップインがオススメ!
- ドロップイン(一時利用)……時間単位や1日単位で施設を利用できる料金システム。急な仕事が入ってWi-Fiがある環境で仕事がしたいときに便利
- 月額利用……定額で使い放題ができるシステム。その日だけではなく、頻繁に施設を利用する場合はドロップインよりも月額利用の方がお得。ただし、入会金や事務手数料などが必要な場合もある
必要な設備があるかチェック
コワーキングスペースは、各施設によって用意されている設備に違いがあります。また、備品は有料貸出のモノ、無料貸出のモノなどさまざまです。
実際に足を運んでから「ない!」とならないように、ホームページなどで事前にチェックしておきましょう。
施設の雰囲気をチェック
月額利用を考えているなら、契約前にまずドロップインで利用して、施設の雰囲気を確かめておくのがオススメです。
「ホームページでチェックしたときはいい感じだと思ったけど、実際に作業をしてみると自分には合わなかった」というケースも考えられるので、快適に仕事が続けられる場所か見極めておきましょう。
施設の雰囲気、椅子の座り心地、客層、BGM、開催されているイベントなど、施設による違いが大きいからこそ自分にぴったりのコワーキングスペースを選ぶと気持ちよく仕事ができるはずです!
月額利用の場合は、通いにくい場所にあると行くのが面倒になってしまう可能性もあるので、アクセスの良いところを選ぶといいですよ。
テレワークに! 都内のおしゃれなコワーキングスペース7選
それではここからは、都内のおしゃれなコワーキングスペース・シェアオフィスをご紹介していきます。テレワークやリモートワークで仕事をする場所を探している方は、ぜひチェックしてみてください。
SPACES品川(品川)
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SPACES品川は、レンタルオフィスの世界最大手ブランドとして知られる「リージャス」が運営するコワーキングスペース、プライベートオフィスです。
品川駅前という抜群のアクセスを誇り、広々として解放的なスペースが特徴です。コワーキングスペースは施設によっても広さが異なります。中には家具の配置が近く、人によっては、他の利用者との距離が気になることも。
SPACES品川はかなりゆったりしたゆとりがあるので、広い空間でリラックスして仕事がしたいという人にもオススメです。
- 【アクセス】品川駅から徒歩1分
- 【営業時間】24時間営業
- 【利用料金】ドロップイン:要問合せ、月額利用:要問合せ
- 【WEBサイト】SPACES品川
.andwork shibuya(渋谷)
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.andwork shibuyaは、外国人向けホテルである「The Millennials Shibuya」に併設されたコワーキングスペース。3階と4階がコワーキングスペースになっている他、ホテルのロビーもワーキングスペースとして8:00〜24:00であれば利用可能となっています。
ホテルのロビーをワークプレイスとして活用するのは、ニューヨークやポートランドで定番のスタイル。現地ではホテルのロビーがクリエイターたちやビジネスパーソンのワークスペースとして有効活用されていて、それを踏襲する形で生まれた場所です。
コワーキングスペースの利用客の約半数は外国人の利用客。英語が飛び交うコワーキングスペースにはチルアウト系の音楽が流れているため、まるで海外に来たような新鮮な気持ちで作業ができますよ。
窓際席、ソファ席、ボックス席、対面のワークスペースなどスペースが豊富で、それぞれ異なった雰囲気になっているので、日替わりで場所を変えればいつでも新鮮な気持ちで仕事ができます。
どこを見てもとにかくおしゃれなコワーキングスペースなので、ハイセンスな空間で作業がしたい人はぜひ.andwork shibuyaに足を運んでみてはいかがでしょうか。
- 【アクセス】渋谷駅から徒歩6分
- 【営業時間】8:00〜24:00
- 【利用料金】ドロップイン:1000円/1時間、月額利用:16000円/月 など
- 【WEBサイト】.andwork shibuya
GOODWORK(代々木)
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GOODWORKは、代々木公園駅・代々木八幡駅から歩いて4分とアクセス抜群の場所にあるコワーキングスペース。代々木上原駅からも徒歩7分でアクセス可能です。
都内のコワーキングスペースはビルの一室のところが多いですが、GOODWORKは一棟まるまるコワーキングスペースになっています。
天気が良い日は屋上でも作業できるため、風を感じ、都会の景色を眺めながらリラックスして仕事ができますよ。スペース内はBGMがかかっていないため、静かな空間で集中して仕事がしたい人にもオススメのコワーキングスペースです。
- 【アクセス】代々木公園駅から徒歩4分、代々木八幡駅から徒歩4分
- 【営業時間】月〜土:9:00〜19:00(24時間プラン会員は365日24時間利用可能)
- 【利用料金】ドロップイン:550円/1時間、月額利用:22000円/月 など
- 【WEBサイト】GOODWORK
INBOUND LEAGUE(新宿)
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INBOUND LEAGUEは、新宿三丁目駅から徒歩2分の場所にあるコワーキングスペースです。「グローバル&ローカルビジネスの拠点」というコンセプトのもと、様々な使い方ができるようになっていて、ワークスペースとして以外にも「カフェバー」「外国人専用のシェアハウス」「畳敷きの和室スペース」などとしても活用可能です。
リアルな意見を持つ外国人の人に出会える場所でもあるので、コワーキングスペースで仕事をするだけではなく、新しい人とのつながりを見つけたい人にもぴったりの場所です。外国人観光客との交流会などのイベントも開催されています。
3階は会員限定のビジネスラウンジですが、一般の人もドロップイン利用が可能。プランも様々で、仕切りのない固定席や、仕切りつきの半個室タイプの固定席など使い方に合わせて自分にぴったりのプランを選べますよ。
- 【アクセス】新宿三丁目駅から徒歩2分
- 【営業時間】平日9:00〜20:00、土日祝:10:00〜18:00
- 【利用料金】ドロップイン:2000円/1日、月額利用(ラウンジ):20000円/月 など
- 【WEBサイト】INBOUND LEAGUE
waves nakameguro(中目黒)
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waves nakameguroは中目黒駅から徒歩2分の場所に2019年6月にオープンしたばかりの、ゲストハウス併設のコワーキングスペースです。
中目黒といえば、都内でもおしゃれな場所として有名なエリア。中目黒のおしゃれなカフェはどこも人でいっぱいなことも多く、長時間テレワーク・リモートワークをできるお店を見つけるのは大変です。
そんなときにオススメしたいのが、waves nakameguroです。広々とした作業スペースを確保するために座席を最低限に抑えているため、おしゃれな空間でゆったり作業できます。
途中入退店が何度もでき、手荷物などをフロントに預かってもらうこともできるので、お腹が空いたときやひと休みしたいときは近くのお店でランチで休憩することも可能です。
waves nakameguroは、フードやドリンクの持ち込みもOK。長時間集中して仕事をしたい人にもオススメのおしゃれなコワーキングスペースです。
- 【アクセス】中目黒駅から徒歩2分
- 【営業時間】11:00〜19:00(コワーキングスペースの営業時間)
- 【利用料金】ドロップイン:1000円/1日
- 【WEBサイト】waves nakameguro
EDITORY(神保町)
EDITORYは、本の町として知られる神保町にあるコワーキングスペース・イベントラウンジ。
店名のEDITORYは「領域(TERRITORY)を編集(EDIT)する」という意味。シェアした空間が重なり合うことで、自分の領域を超えた新しいモノを編集(EDIT)していけるような、自由度の高い場所を目指してつくられました。
2階がイベントラウンジ、3階がシェアオフィス、4階がワークラウンジと階ごとに分かれていて、ドロップイン(一時利用)の場合は2階と4階が利用可能です。
- 【アクセス】神保町駅から徒歩1分
- 【営業時間】3階・4階は24時間365日利用可能、2階は平日10:30〜17:00
- 【利用料金】ドロップイン:500円/3時間、月額利用:20000円/月
- 【WEBサイト】EDITORY
HUDDLE西葛西(西葛西)
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HUDDLE西葛西は「仕事のパワースポット」を目指し、感性や知性を刺激する場所を提供しているコワーキングスペース。アメリカンヴィンテージの雰囲気あふれるワークスペースは、アイデアがどんどん湧き出てきそうなおしゃれな空間です。
インダストリアルな世界観のスペース内には心地のいい音楽が流れ、おいしいコーヒーも楽しめます。「自宅などいつも同じ場所で仕事をしていて疲れてしまった、リフレッシュしたい!」というときにぴったりの空間ですよ。
- 【アクセス】西葛西駅から徒歩3分
- 【営業時間】火〜日:8:00〜21:00(月曜、祝日、年末年始は休業)
- 【利用料金】ドロップイン(一般):220円/初回30分(以後30分ごとに280円)、月額利用:16500円/月 など
- 【WEBサイト】HUDDLE西葛西
まとめ
都内にはおしゃれなコワーキングスペース・シェアオフィスがたくさんあります。ワークスペースとしての使い方が一般的ですが、その他にもイベントが行われたり、セミナーが開催されたりと、コワーキングスペースの使い方は様々。
「他の人と交流したい人」も、「誰かと交流はしたくないけど人がいる空間で仕事がしたい人」も、自分に合わせた使い方ができますよ。ぜひ今回ご紹介したコワーキングスペースに足を運んでみてはいかがでしょうか。