恋愛依存といった言葉を聞いたことはありませんか?

好きな人のことをつい考えてしまうのは誰しも経験するものですが、「恋人から少しでも連絡がないと不安になって落ち着かない」「友達や家族、仕事よりも恋人を優先してしまう」「恋人に捨てられないか不安」など、あまりも過剰な場合、恋愛依存になってしまっているかもしれません。

今回は、恋愛依存とはどんなモノか、恋愛依存しないための方法をご紹介します。

最後には、恋愛依存になりやすい人となりにくい人の特徴も併せてご紹介します。自分はどちらに当てはまるのか知っておき、恋愛依存しない方法を心がけてみてください。

恋愛依存とは?

恋愛依存しない方法

まず恋愛依存とは、自分の日常生活を犠牲にしてでも恋人のことを最優先にすることを指します。

  • 恋人が居ない生活は考えられない
  • 恋人しか信じられない
  • 何が何でも恋人と一緒にいたい

このように思っているのであれば、恋愛依存の傾向があるかもしれません。ただ、恋人を優先することは決して悪いことではありません。

しかし、日常生活まで犠牲にしてしまうと恋愛依存と見られる場合があります。また、恋愛依存の人は同じだけの愛情を相手に求めてしまう傾向があります。

同じだけの愛情をもらえない場合は、本当に愛されているのか不安に感じてしまい激しい嫉妬や束縛をしてしまう人が多いです。その結果、恋人から重い、不自由だと思われてしまい別れとなってしまうかもしれません。

恋愛依存には2つのタイプがあるのでそれぞれご紹介します。

恋愛依存のタイプ「共依存」

恋愛依存1つ目のタイプは共依存で、彼と彼女がお互いに過剰な依存をしている状態です。恋愛依存と聞いて思い浮かべるのは、こちらの共依存である場合が多いです。

お互いに依存して、相手のことしか見えていないため自分のことさえ見失っている状態ともいえます。

恋愛依存のタイプ「回避依存」

恋愛依存2つ目のタイプは回避依存で、恋愛や人間関係などのことで傷ついてしまうことに怯えてしまう状態です。そのため、恋人や他人と深い人間関係を築くことが難しくなってしまいます。

また、仮に恋人ができたとしても相手のことは好きだけど、付き合っているといった状態に息苦しさを感じてしまうのが特徴です。こちらはあまり恋愛依存のイメージがないかもしれませんが、回避依存も恋愛依存のひとつとして扱われています。

恋愛依存しないための方法7つ

恋愛依存しない方法

恋愛依存しないためにはどうすればよいのしょうか?今回は恋愛依存しないための方法を7つご紹介します。

  • 自分を好きになる・自信を持つ
  • 恋愛以外にも楽しいことや趣味を見つける
  • 物事を自分で決める
  • 家族や友人との時間も大切にする
  • 彼と対等な関係を築く
  • 彼と自分を同一化しない
  • スマホと距離をとる

それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

自分を好きになる・自信を持つ

恋愛依存しないためには、自分の好きな部分を見つけたり、自分に自信を持つとよいでしょう。恋愛依存してしまう人は、自分のことが嫌いだったり自信がなかったりする場合が多いです。

自分が嫌いで自信がないため、「好きだよ」といってくれる男性が現れても「本当に」「こんな私なのに?」と不安が大きくなります。その結果、安心をしたいから彼からもっと好きと聞きたい、彼が他の女性と浮気しているかもしれないと嫉妬と束縛がきつくなる可能性が高いです。

そして、自分に自信がない分、彼に依存していきます。

恋愛以外にも楽しいことや趣味を見つける

恋愛依存してしまう人は、恋愛以外に楽しいことや趣味が見つけられない人が多いです。そのため、彼と合わないひとりの時間も楽しめることや趣味を持つとよいでしょう。

趣味などは、ヨガやスポーツ、映画鑑賞などなんでも構いません。ヨガ教室など他人と関わる趣味であれば、彼以外との人間関係が持てます。

また、スポーツをすれば趣味になるだけではなくボディメイクやダイエットも可能です。ダイエットなどで、目標となる体型になれば自分に自信がつくため、より恋愛依存からは遠のくでしょう。

物事を自分で決める

物事が決められず、優柔不断で自分では何も決められず彼に物事を決めて貰うのは危険です。彼が居なければ、物事を何も決められなくなってしまうため恋愛依存に一気に近づきます。

恋愛依存しないためには、自分の意見はしっかりと持ち、物事は自分で決めるようにしましょう。

家族や友人との時間も大切にする

恋愛依存しない人は、彼と過ごす時間はもちろん家族や友人など、彼以外の人と過ごす時間も大切にしています。家族や友人との時間も大切にすることで、彼だけが生活の中心になることはありません。

また、彼と一緒にいない時間も家族や友人と過ごし、充実するので恋愛依存しにくくなります。ひとつの目安として、彼といつ会えるようになるかわからないから常に予定を空けているのは恋愛依存状態である可能性が高いです。

彼と対等な関係を築く

恋愛依存になってしまう人は、彼のいうことを何でも聞いてしまうので彼との関係に上下ができている可能性が高いです。本来、付き合っている二人の間に上下関係はなく対等です。

彼が会いに来てほしいといえば会いに行く、彼が好きな髪型やファッションに完全に合わせているのは自分の意見がない、不対等な関係かもしれません。不対等な関係は彼のいいなりになってしまい、彼が居なければ何も決められなくなってしまい、恋愛依存の可能性が高くなります。

彼と自分を同一化しない

恋人となっても彼は彼であり、あなたではありません。違う家庭で育ち違う考えを持っているため違うのは当然です。

恋愛依存になる人は彼と自分を同一化してしまう傾向があります。彼の趣味は私の趣味、彼が好きな物は私の好きな物ではあなたの意見がない状態です。

彼との距離が近過ぎるとついつい自分と同一化してしまいがちです。恋人であっても彼は、自分とは別の人間であると理解し、適度な距離感を保つようにしましょう。

スマホと距離をとる

彼と一緒に居ない時間は、スマホが彼と繋がれる物になります。彼が今何しているのか、誰といるのかスマホがあると連絡を取ってしまったり、SNSをチェックしてしまったりします。

スマホとの距離を取れば彼との距離も取れるので、恋愛依存しにくいです。仕事の関係でスマホを手放せない場合は、通知が鳴るまではスマホを見ない、彼からの通知をオフにするなども有効です。

恋愛依存になりやすい人となりにくい人の特徴

恋愛依存しない方法

最後に恋愛依存になりやすい人の特徴と恋愛依存になりにくい人の特徴をそれぞれご紹介します。恋愛依存になりやすい特徴に当てはまっていたら、必ず恋愛依存になるわけではありません。

もちろん逆も同じで、恋愛依存になりにくい特徴の人でも恋愛依存になる人はいます。ここでは、自分はどちらの特徴に当てはまるのかを知っておきましょう。

そして、恋愛依存にならないように注意しながら彼との関係を考えていくようにしてください。

恋愛依存になりやすい人の特徴

まず、恋愛依存になりやすい人の特徴は以下の5つです。

  • 嫌われたくないといった気持ちが強い
  • 自分に自信が持てない
  • トラウマになるような恋愛をしたことがある
  • 恋愛に関する成功体験が少ない
  • 家庭環境が複雑だった(親からの愛情を感じられない・親からの期待が大きかったなど)

また、あなたではなく付き合っている彼がこれらの特徴に当てはまっている場合、依存されてしまう可能性があります。自分だけではなく、彼もこの特徴に当てはまっているかどうかは確認しておいてもよいかもしれません。

恋愛依存になりにくい人の特徴

恋愛依存になりにくい人の特徴は以下の5つです。

  • 自分に自信があり意見をしっかりと持っている
  • 趣味や好きなことがある
  • 彼と同じくらい家族や友人を大切にしている
  • 心に余裕がある
  • スマホに依存していない

恋愛依存になりにくい人は、自分がしっかりとあり、彼以外にも頼る場所がある人です。もちろん、環境の変化などで恋愛依存になりやすくなる場合もあります。

今は、恋愛依存になりにくい特徴に当てはまっているから、絶対に大丈夫だと安心はしないようにしましょう。

恋愛依存から抜け出して充実した恋を楽しもう!

今回は、恋愛依存とはどんなモノか、恋愛依存しないための方法、恋愛依存になりやすい人となりにくい人の特徴などをご紹介しました。恋愛依存とは、自分の日常生活を犠牲にして恋人を優先してしまう状態のことです。

恋愛依存に陥ると、恋人の些細な行動が過剰に気になって日常生活や仕事に集中できなくなってしまったり、気分の浮き沈みが激しくなるなど、素直に恋愛を楽しめなくなってしまいます。

二人の関係性が悪化すれば最悪の場合別れにつながってしまう可能性もあるため、依存しているという現実にしっかり向き合い、克服していくことが大切です。

依存しない、自立した恋愛には自分にも相手にもメリットがたくさん! 自分に自信を持てるようにしたり、彼と自分を同一化しないなど、ぜひこの記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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