sweetで人気のマットさんがどんなモノ・トキに散財しているのか大調査!散財している感覚もないくらい、スマートにお金を使っている印象のあるマットさん。その胸のうちには、揺るぎない誇りと信念があるようです!


マットさん

お金を使った先にある景色が見たいからお金を使う

「僕はお金ってツールとか、何かを得る手段でしかなくて、それ自体に価値があるわけではないって思っていて。
例えば、後輩にごちそうするのも、自分が先輩にそうしてもらって嬉しかったからだし、一緒に楽しい時間を過ごせたらいいなと思うから。
それを見てずる賢い人が『Mattと仲よくすれば奢ってもらえる』って近寄ってきたとしても、全然ウェルカム。だって、利用されるくらい価値がある人間なんだと思えるから。それよりケチって思われるほうがイヤ(笑)。
僕のコスメブランドでも、原価を考えるよりもいいモノを全部入れて価格はおさえたいって思っていて、それは、自分が儲けたいからではなく、いいモノをみんなに広めたいという気持ちがあるから。
そういう意味ではお金を得ることに貧欲になるのは苦手。
だから散財って言われたとしても、お金を使った先にある向こう側の景色を楽しめたらいい♡。でも、毎月クレジットの支払明細が来るたびに、ママから『使い過ぎよ』って怒られているのは問題かもね(笑)。」


Pants
僕のためだけに作られた世界でひとつだけのオートクチュール

パンツ
「3年ほど前にショーに呼んでいただいたことからお付き合いが始まったTAE ASHIDAさん。皇族も顧客に名を連ねるブランドだけに、上品さや素材、デザインも別格。
このパンツ達は、フレアなワイドシルエットで、裾にクリスタルを入れたりパンツの上にローズの透かし模様のラップスカートを重ねたりと、僕の好きを詰め込んだオートクチュールです」(共に本人私物)


LOUIS VUITTON
長く使えるルイ・ヴィトンと共に過ごした時間こそが僕にとっての宝物

ルイヴィトン
「ルイ・ヴィトンは家族みんな好きなブランド。イニシャルがみんな『M.K.』なので、ネームタグも含め家族みんなで共有できちゃうのもいい。上質な素材を使用しているから、僕が生まれる前、両親が使っていたバッグは今も現役。
なかでもモノグラムは経年変化でアメ色に変化して味が出てくるのが魅力。それを見るたびにヴィトンと過ごした時間を振り返るのも僕にとって大切な宝物です」(全て本人私物)


Shoes
ステージへ出る時のマストアイテム!厚底ブーツで新次元へ

シューズ
「海外のドラァグクイーンのサイトで購入した厚底ブーツ。3年前に歌をリリースしてテレビ番組「ミュージックステーション」に出演したときにはいたのが、一番最初。
元々、背が高いから、厚底は必要ないのだけれど、はくことでいつもと景色が違って見えて、「歌手」という実感がわいてきて。それ以来、表に出るお仕事に欠かせないティアラや衣装にならぶ僕の代名詞的存在のアイテム」(全て本人私物)

photo_NAOKI MURAMATSU(model), MAYA KAJITA[e7](still)
styling_MAKIKO ITO
typography_AYANO
text_REMI SATO
web edit_KIMIE WACHI[SWEETWEB]
※記事の内容はsweet2023年4月号のものになります。
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