今までは新型コロナウイルスの影響で様々なイベントが中止・延期となってきました。夏の風物詩でもある花火大会も中止・延期になっていたイベントのひとつです。
しかし、現在は新型コロナウイルスに関する規制がどんどん緩和されている中で、すでに2023年の開催日が決まっている花火大会がいくつかあります。今回は、2023年に関東で開催が決まっている花火大会をご紹介します。
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関東で今年の開催日が決定している花火大会
それでは、関東で開催日が決定している花火大会を7つご紹介します。ただ、今後の新型ウイルスなどの感染症の感染拡大状況によっては中止される可能性もあります。
実際に出掛ける際には、公式HPなどで開催の有無の確認をお願いします。
熱海海上花火大会(夏)
1952年(昭和27年)に始まった歴史ある花火大会である熱海海上花火大会。今回紹介する夏の開催だけではなく年間を通して10回以上開催されている熱海名物です。
3面を山に囲まれているため、まるでスタジアムのような音響効果があります。花火が打ち上がる大迫力な音が響き渡るのが特徴です。
フィナーレを飾る大空中ナイアガラは思わず瞬きを忘れてしまうほどの美しさです。
【開催日時】
7月28日(金) 20:20~20:45
8月5日(土) 20:20~20:45
8月8日(火) 20:20~20:45
8月18日(金) 20:20~20:45
8月22日(火) 20:20~20:45
8月25日(金) 20:20~20:45
【観覧場所】
静岡県熱海市渚町 熱海親水公園/熱海サンビーチ
【アクセス】
JR熱海駅から徒歩20分
【駐車場】
一般コインパーキングあり
【その他】
無料観覧
【公式HP】
隅田川花火大会2023
コロナ禍でずっと中止になっていた隅田川花火大会が4年ぶりに復活。現在、7月29日(土)19:00〜20:30の開催が予定されています。
隅田川花火大会の始まりは1733年(享保18年)です。大飢饉や疫病による死者供養と災厄除去を祈願して、花火師(6代目鍵屋弥兵衛)が花火を打ち上げたのが始まりです。現在、隅田川花火大会は江戸川花火大会と並び、東京二大花火大会の1つに数えられています。
第一会場と第二会場に分かれていて、合計20,000発程度が予定されてます。
【開催日時】
7月29日(土)19:00~20:30
【観覧場所】
第一会場:墨田区 隅田川桜橋下流~言問橋上流
第二会場:駒形橋下流~厩橋上流
【アクセス】
第一会場
・東京メトロ銀座線 浅草駅 徒歩10分
・東武スカイツリーライン 浅草駅 徒歩10分
第二会場
・都営地下鉄大江戸線、浅草線 蔵前駅 徒歩5分
・東京メトロ銀座線 浅草駅 徒歩8分
・JR総武線 浅草橋駅 徒歩12分
【駐車場】
不明
【その他】
最新情報は公式Twitterをご覧ください
【公式HP】
戸田橋花火大会
1950年(昭和25年)の戸田町と板橋区との境界変更を記念して1951年(昭和26年)に始まったのが戸田橋花火大会。荒川を挟んだ対岸同士で花火を打ち上げるようになり、地域の垣根を越えて実施する人気の高い花火大会です。
新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となっています。
【開催日時】
8月5日(土)
【観覧場所】
荒川運動公園
国道17号戸田橋上流荒川河川敷
【アクセス】
荒川運動公園
国際興業バス2番乗場「大久保浄水場」行きで「大久保浄水場」下車徒歩約15~20分
国道17号戸田橋上流荒川河川敷
JR戸田公園駅から徒歩約20~40分
【駐車場】
なし
【公式HP】
宇都宮花火大会2023
1984年に『祝’84とちぎ博きぬ川大花火大会』として初めて開催された宇都宮花火大会。2003年は地元経済の冷え込みから翌年からの開催は中止となりましたが、地元の有志で2007年に復活しました。
花火大会としては、初の特定非営利活動法人「NPO法人うつのみや百年花火」を立ち上げました。復活してから17年経ちますが、今後100年先まで花火大会を続けられることを目指しています。
【開催日時】
8月12日(土)
※雨天決行/荒天時順延13日(日)
【観覧場所】
宇都宮市道場宿緑地
【アクセス】
(路線バス)JRバス関東
JR宇都宮駅(西口発) 3番のりば「茂木」行き 道場宿郵便局前下車
【駐車場】
準備中
【その他】
シャトルバス 準備中
【公式HP】
音楽と花火のエンターテイメント「Disney Music & Fireworks」
ディズニーの名曲の数々と花火がシンクロした日本初となる音楽と花火のエンターテイメントであるDisney Music & Fireworks。6/3の広島公演を皮切りに今回紹介する茨城・国営ひたち海浜公園など全国7か所で開催されます。
今年100周年を迎えるディズニーの音楽とダイナミックな花火の祭典が楽しめます。
【開催日時】
9月2日(土)開場/16:00 開演/18:00
【観覧場所】
国営ひたち海浜公園
【アクセス】
シャトルバス運行予定あり
勝田駅 東口2番乗り場から海浜公園西口まで約15分
勝田駅 東口2番乗り場から海浜公園南口まで20分
【駐車場】
臨時駐車場あり(有料:事前予約販売)
【その他】
ブロック指定/指定席
- 大人¥8,800
- 学生(小中高生)¥6,600
- 未就学児¥4,400
グッズつきブロック指定/グッズ付指定席
- 大人¥12,100
- 学生(小中高生)¥9,900
- 未就学児¥7,700
【公式HP】
大洗海上花火大会 2023
歴史ある大洗海上花火大会に有料席を用意し、来場者にアーティストの音楽ライブや新しい花火観覧体験などの特別な感動価値を提供。花火だけではなくアーティストによる音楽ライブも同時に楽しめます。
今までの花火大会では、6,000発の花火を打ち上げていましたが2023年は倍の12,000発を打ち上げ予定です。ライブを行うアーティストは公式HPにて随時発表されるので気になる人はチェックしてみましょう。
【開催日時】
9月30日(土)11:00~20:00
【観覧場所】
大洗サンビーチ
【駐車場】
駐車場 ¥3,300
※事前予約制
【その他】
カジュアルエリア(1名) ¥9,900
カジュアルエリア(2名 )¥19,800
ふるタメエリア ¥66,000
花⽕観覧席(4名推奨) ¥66,000
アフター5 ¥3,300
※アフター5は17:00から入場可能でライブの干渉ができず、花火のみの鑑賞となります。
【公式HP】
葛飾納涼花火大会 2023
葛飾納涼花火大会は、花火と音楽が融合したデジタルスターマインや、柴又の風景や伝統を表現する『和火』など、例年約13,000発の花火を打ち上げていました。2023年は4年ぶりの開催になるため、20,000発の打ち上げを予定しています。
例年は、寅さんの型物花火や、葛飾の花、イルミネーションなどがテーマの創作花火だけではなく、グランドフィナーレでは大迫力の大空中ナイアガラが夜空を彩ります。
【開催日時】
7月25日(火)19:20~20:30
【観覧場所】
江戸川河川敷
葛飾区柴又野球場
【アクセス】
京成本線「柴又駅」から徒歩10分
北総鉄道北総線「新柴又駅」徒歩15分
JR常磐線各駅停車「金町駅」または京成金町線「京成金町駅」から徒歩20分
【その他】
【公式HP】
花火大会で鍵屋・玉屋と叫ぶ理由とは?
花火大会に行くとたまに、「鍵屋」「玉屋」といった叫び声が聞こえる場合があります。これにはきちんとした意味があり、江戸時代に有名な花火師の屋号である鍵屋と玉屋が由来です。
江戸時代では、両国橋を挟んで下流で鍵屋、上流で玉屋が花火を打ち上げていました。花火見物客は両国橋を挟んで打ち上げられる花火を見て素晴らしいと思った方の屋号を叫んでいました。
その名残が今でも続き、花火をみて素晴らしいと思った際には「鍵屋」「玉屋」と叫ぶ人がいます。
もともとは1659年に鍵屋が創業され、1810年に8代目がのれん分けで玉屋を創業。玉屋は1843年の大火事で家名断絶となってしまいましたが、鍵屋は現在も花火師として引き継がれています。
脱コロナで夏を楽しもう!
今回は、2023年に関東で開催が決まっている花火大会を紹介しました。今年は多くの花火大会がコロナ禍以降復活を予定しています。
夏の風物詩が帰ってきたのはなんとも嬉しいことですよね。もちろん、天候だけではなく新型コロナウイルスなどの感染症の再拡大などで中止になってしまう可能性があります。
実際に花火大会に出掛ける際には、公式HPやTwitterなどで開催の有無などを確認してから出掛けるようにしてください。感染対策やルールをしっかりと守りつつ、脱コロナの夏を楽しみましょう。
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