長く続く恋もあれば、あっけないほどすぐに終わってしまう恋もあるもの。
一般的に付き合ったばかりの頃は恋の温度が高く、いつもデートで気合いを入れておしゃれしたり、ちょっとしたことがあってもすぐ仲直りできたことでしょう。
しかし、恋の終わりが近づいてくるとこれまでの行動や関係に変化が出てきます。
この記事では恋の終わりが近いことを知らせる「恋の終わりのサイン」について詳しく解説! また、恋の終わりの見極め方のポイント、恋を終わらせたくないときの対処法も合わせて紹介します。
「もしかして、この恋は終わりなのかな」「もう恋を終わらせるべき?」「関係を修復してずっと一緒にいたい」など、悩んでいる人はぜひ記事をチェックしてみてくださいね。
恋の終わりが近づいてる?注意すべきサイン4つ
まずは、恋の終わりが近づいているときのサインをチェックしてみましょう。
1:会いたいのになかなか会えない
会いたいとは思っているのに、タイミングが合わなくてなかなか会えない……。そんな日々が続くのは、恋の終わりのサインの一つ。
もちろん、仕事や学校でお互い忙しければ時間を作るのが難しく、会えないこともあります。
しかし、付き合ったばかりの頃は少し無理をしても、ほんの少しでも会っていたというカップルもいるでしょう。もしかすると、無意識にお互いに対する優先順位が下がってしまっているのかもしれません。
また、お互いに気持ちがあり努力して時間を作ろうとしていても、いつもタイミングが合わないと、だんだんとすれ違ってしまうことになります。
一度、どこかのタイミングで二人の気持ちを再確認した方がいいかもしれません。
2:会話が噛み合わない
「前は楽しく話せていたのに、最近会話が噛み合わないことが増えた」「話題が合わなくて話が盛り上がらなくなってしまった」こんな変化があったら、注意が必要です。
会話は人と人同士の大切なコミュニケーション。一緒に過ごす時間が長くなり「言葉にしなくてもわかる」関係も素敵ですが、それでもやっぱり言葉は大切なものです。
会話の大切さを示すアンケート結果もあります。
『夫婦の会話』をテーマに働く主婦層にアンケートを実施したところ、「会話に満足・やや満足」と答えた人の88.3%が夫婦関係に満足と回答。
一方「会話に不満・やや不満のみ」と回答した人の夫婦関係の満足度は9.4%という結果に。会話に満足しているほど、夫婦関係の満足度が高いことがわかっています。(しゅふJOB総合研究所調べ)
生きていれば、自分も彼も周囲の環境も必ず変わっていくもの。二人の関係を今後も続けていきたいと考えているのであれば、変化を受け入れ、対応していく必要があるでしょう。
3:相手を想ってした行動で空回り
「疲れている彼のために家で食事を作ったのに、喜ぶどころか『疲れてるから』とすぐ寝てしまった」「自分は休みで彼女は仕事だったので迎えに行ったが、あまり喜んでくれず少し迷惑そうだった」など、相手のためにしたことなのに、なぜか上手くいかない……。そんな歯がゆい経験をしている人もいます。
相手のためにしたことなのに、喜んでもらえないとショックを受けてしまうこともありますよね。
しかし、人間なのでどうしても疲れていたり、大変なことがあったり、人に優しくできないときがあるのが普通です。そこで過剰に気にして考え込んでしまうと、かえってすれ違いを加速させてしまうことになりかねません。
そもそもは、相手に「喜んでもらう」という見返りを求めた行動ではなかったはず。「あなたのためにしたのに」と思うとせっかくの気遣いが空回りしてしまうことになるため、考え過ぎないようにすることも大切です。
4:相手を疑ってばかりいる
恋愛をしていると、ちょっとしたことで相手に疑いの気持ちが生じることもあります。それが少しだけであれば問題ありませんが、疑うことが日常化している場合は注意が必要です。
「彼が食事に出かけたり残業しているときはいつも浮気を疑っている」「気になって彼が寝ているときにスマホを盗み見てしまう」「同僚との浮気を疑って会社まで迎えに行ってしまう」……このように、相手を疑ってばかりいるのは、健全な恋愛とはいえません。
相手を好きなあまり、独占したいあまり極端な行動に出てしまう人もいますが、毎日疑ってばかりで不安な気持ちで過ごすのはつらいこと。良い恋愛関係を築くためには「信頼」が重要です。
恋の終わりの見極め方の7つのポイント
惰性での付き合いになってしまっているなら、早く別れた方がお互いのため。時間を無駄にせず、新しい恋に向かっていくことができます。
しかし、「この恋を終わりにした方がいいのか、どうしたらいいかわからない」という人もいるでしょう。そこでここからは、恋の終わりの見極め方のポイントを紹介します。
1:恋人のことを好きか
まず確認したいのが、本当に恋人のことを好きかどうかということ。
長年付き合っていると「こんなに長く付き合っているし……」という気持ちが出てきてしまいますが、大切なのは過去よりも未来です。
相手に対して愛しい気持ちを感じない、一緒にいたいと思えないなら、それは恋の終わりが訪れたということでしょう。
2:会っても喧嘩ばかりになっていないか
恋人関係は本来、お互いを支え合い高め合っていくもの。幸せな関係が理想的なのに、会っても喧嘩ばかりになっているとお互いに疲れてしまいます。
忙しさによるすれ違いでときに喧嘩をしてしまうこともありますが、相手を好きだなと思う時間よりも、いがみ合う時間の方が増えていたら、恋を終わらせた方がいいタイミングかもしれません。
3:スキンシップを取りたいと思えるか
手をつないだり、ハグをしたり、キスをしたり、セックスをしたり。
これまでは幸せな気持ちでしていた何気ないスキンシップに対して「鬱陶しいな」「面倒だな」と思うようになっていたら、それは愛情が冷めてしまっているのかもしれません。
4:デートや連絡を面倒に感じていないか
相手を好きな気持ちがあれば、デートが楽しみで仕方なかったり、毎日の連絡で幸せな気持ちになったりするものです。
それを面倒に感じてしまっているのは、相手への気持ちが冷めてしまっているのかも。それなのにデートをしたり、なんとなく連絡を取り合っているのは、惰性で付き合っている状態といえるかもしれません。
5:他の人に気持ちが向いていないか
「恋人のことは嫌いじゃない、でも他に気になる人がいる……」そんな気持ちを抱えているなら、恋を終わらせるタイミングでしょう。
もしも何か間違いがあれば相手を傷つけてしまうことになりますし、自分が傷つく可能性もあります。
冷静になって考えてみても今のパートナーよりも気になる人、大切な人がいるなら、付き合い続けることはできないはずです。
6:相手は自分に好意や関心を持っているか
自分だけでなく、相手の気持ちに目を向けることも大切です。
自分と同じように、相手も自分に対して好意や関心を持っていれば、これから関係を修復できる可能性があります。
しかし、相手が自分に対する好意や興味を失ってしまっている状態の場合、関係修復のハードルはかなり高くなるでしょう。
7:一緒に過ごす将来は見えるか
相手と一緒に過ごす未来が見えるかどうかも、恋の終わりを見極めるための大切なポイントの一つ。
「大好きだけど、一緒にいる将来が想像できない」「一緒にいて楽しいけど将来が不安」など、今は良くても将来を考えたときに不安を感じるなら、二人の関係をこれからも続けていくのかどうか、一度じっくり考えてみる必要があるでしょう。
恋を終わらせたくないときの対処法
二人の気持ちが冷めてしまい、恋の終わりが近づいている……。それでも終わらせたくない恋なら、すれ違いを感じた時点で行動を起こす必要があります。
すれ違いを感じていることを正直に相手に伝えて話し合ったり、関係が冷めてしまった原因を一つ一つ改善したり。
すれ違いが生じる原因はカップルによってさまざまです。まずは自分たちのすれ違いの原因について考え、原因に応じた対処をしていきましょう。
終わらせたくない恋なら早めに行動しよう!
最初はどんなに情熱的に燃え上がった恋も、時間の流れやすれ違い、環境の変化などによって冷めてしまうことがあります。
今までの関係を考えると「今別れるべきなのかわからない」「恋を終わらせた方がいいのか迷っている」と悩んでしまいますが、そもそも修復が難しいケースや、惰性の付き合いになっていて別れた方がいいケースも。
「恋の終わりのサイン」をチェックして、二人の今後について改めてしっかり考えてみましょう。もしも「まだ彼のことが好き」と思うなら、恋を終わらせないためにも早めに行動を始めることが大切です。
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