【ハワイのマキさんが教えるGirls English】
ハワイのマキさんが外国人とのコミュニケーションやSNSですぐ使いたくなるおしゃれ&可愛い英語をレクチャー。 今月は、英語がうまくなりたいなら使いこなせるようになりたい動詞“get”をクローズアップします!

ALOHA! ハワイのマキ・コニクソンです。
2024年が始まりましたね。皆さんの今年の抱負は何ですか?私の抱負は“健康第一”。健康をキープしないと何もできないので、まずはそこから。自分の体調管理は自分でしっかりしないとですよね。メンタルを健康に保つには、“Never look back.(決して後ろを振り向かない)”。些細なことや過去にとらわれず、今に集中してお互い笑顔が絶えない1年にしましょうね!
マキさん
さて、今月ピックアップするのは“get”。前号で紹介した“turn”と同様、英語上達のキーとなる動詞なので、ぜひ使い方をマスターしましょう。

“get”といえば、「得る、手に入れる」という意味で覚えている人が多いと思いますが、“get+形容詞”のセットで、「(ある状態に)なる」を表し、ネイティブの日常会話に頻繁に登場するんですよ。

例文のように現在進行形“be getting hungry”にすると、「だんだんお腹が減ってきた」を意味します。今お腹が減っている状態を表す“I’m hungry.”と使い分けられるようになったら、かなりの英語上級者!

“get”はあらゆる形容詞と一緒に使えるから、ぜひ取り入れてみてくださいね。

I’m getting hungry.
お腹が減ってきた。


Advanced Version
マキさん
She got angry with him.
彼女は彼に怒っちゃった。

“get”を過去形で使うと、「(ある状態に)なった」を意味しますよ。be動詞を過去形にした“She was angry with him.”は「彼女は彼に怒っていた」で、「怒っちゃった(怒るようになった)」とは別物。この差を英語で伝えられるようになりたいですよね!

It’s getting dark.
暗くなってきた。

タ暮れ時の空の様子など、気候や気温の変化を表すのにも“get”が使われますよ。“It’s dark.”が「暗い」を意味するのに対し、“It’s getting dark.”は「だんだん暗くなってきた」状態を表します。“It’s getting cold.(寒くなってきた)”など応用してくださいね。


Column
マキさん

I hope you will get well soon.
早くよくなりますように。

体調が悪い人や怪我をしてしまった人に声をかけるお見舞いメッセージにも“get”を用います。“get well”は「元気になる、回復する」を意味し、“I hope you will”を略して、“Get well soon.”だけ伝える場合も多いですよ。