「脈ありだったのに、LINEの返事が少ない」「仲の良い友人の関係から一歩先へ進めたい」と悩んでいたり、「自然消滅してしまった元彼に連絡したい」という方へ。
「上手なLINEの文面にしなくては……」と失敗を恐れて悩んでいませんか?
そんなあなたに、一時的なテクニックではなく、ずっと使える「考え方のキホン」をお伝えします。
「あざとい駆け引きは、私にはムリ!」という方も、ご安心を!
これを読めば、あなたの「正直なところ」が最大限の魅力となるはずです。

脈ありなのに LINEが返ってこない、その理由は?

脈ありなのにLINEが返ってこない

まだ付き合っていない男性から、LINEの返事が来ない場合。
返信をお願いするわけにもいかず、「嫌われてるの?」と不安になるものです。
では、どのような理由があるのでしょうか。

A.用事がなければ連絡しないタイプ
B.回答に困るLINEがきて戸惑っている
C.仕事や他のコトとくらべて優先順位が低い

D.ひんぱんに連絡されて男性が引き気味……

→Dの場合は、LINEしすぎたなぁと自覚があるかも。まず自分をクールダウンさせてみて。
→A~Cの場合は、本人に聞いてみないと本当の理由はわからないものです。
→Cの場合、仕事が忙しくて今は誰かとLINEしたり、お付き合いする余裕が少ない。または、他の女性とのLINEと比べると、後回しになっているかもしれません。
→Aだけれど、「実は、必死に文章を考えているうちに時間が経ってしまって」という、嬉しい理由かもしれません。

理由が分からなければ、焦って相手を問い詰めるようなことはNGです。
「A~Dどれなのか、相手の温度感がわからないし……」
「どうアプローチすればいいの?」

ご安心ください。
A~Dどのケースでも応用できる、「考え方のキホン」があるんです!

キーワードは「ありがとう」と「両想い

まず、はじめに知ってほしい2つのキーワードがあります。
それが
「ありがとう」と「両想い♡」
という言葉です。

これだけでは、何を言っているのかピンと来ませんよね。
実は、今回伝えるポイントはこの2つのキーワードを深く理解して、実践することだけなんです。

①LINEで伝えるのは「感謝、ありがとう」の気持ちであること。
②その言葉は相手にも、自分にとっても幸せな内容であること。
つまり、一方通行ではなく「両想い♡」の内容に!

これだけで、あなたの偽らざるココロが伝わるというのです。

「感謝」を伝える言葉で、「両想い♡」の内容を伝える

まず、この大原則を覚えてください。

感謝を伝えるだけ。Sweetな言葉で彼も私も幸せ♡

Sweetな言葉で幸せなLINEを

あなたが「嬉しい」「幸せ」「ありがとう」「楽しい」と言ってもらえたら、どのような感情が湧きますか?
好きな男性に言われたら、「喜んでくれた」「好かれている」と良い気持ちになりますよね。
大好きなケーキを味わった時のように多幸感が得られる、Sweetな言葉です。

逆に、「悲しい」「さみしい」「腹が立っている」と言われたらどう思いますか。
「嫌われているのか」とマイナスの気持ちでいっぱいになります。これはSweetじゃない言葉ですね。

嬉しい、楽しい  → 幸福感♡
悲しい、さみしい → イヤな気分

これは、ごく当たり前のこと。
それでは、相手だけが嬉しくて、自分はあまり嬉しくない。
逆に、自分は楽しいのに、相手は楽しくない。そのどちらも幸せな気分にはなりません。

つまり、彼も私も、同時に響き合う言葉でなければ、「良い気分」にはなれないのです。

互いに良い気分になる、魔法のような言葉があります。それは「感謝の言葉」です。
特に、男性へのLINEで喜ばれる言葉は「ありがとう」言葉です。
「認めてもらいたい、尊敬されたい」という気持ちが大きい男性は、感謝の言葉によって「貢献できた」という喜びをかみしめることができるのです。

感謝の言葉は相手の心を満たし、その満たされた喜びを感じて、自分も嬉しくなります。
つまり、
私が嬉しいことをしてもらう

感謝する

男性が喜ぶ

私も嬉しい

という、2人にとって幸せな循環が生まれるわけです。

良い気分になる言葉を

負の感情を彼に連鎖させないように

それでは、相手から連絡がもらえない時、あなたはどんな気持ちでしょうか。「嫌われている?」と不安だったり、「自分のLINEの内容が良くなかったの?」と苦しむかもしれません。

デートしたことがある彼から連絡が来ないと、「自分の態度が悪かったの?」「メイクが変?」と自分にダメ出しをし始める方もいるでしょう。

夜に一人で考えすぎると、「もう他の人と付き合っているんじゃないか」と疑心暗鬼になったり……。

こんな時に、自分の中にある感情はなんでしょうか。

「自分は気に入ってもらえない」「愛されていない」といったマイナスの感情
「苦しい、痛み」といった感覚

一方、返信を返していない男性の気持ちはどうでしょうか。
前出の「A.用事がなければ返信しない」という以外の人は、返信できていないことが気になっています。
「返信ができていない」という自分に対して、良い感情はありません。

そんな時に、あなたがマイナスの感情を持ったままでLINEをすると、
「なぜ早く返信をくれないの」
と相手を責めてしまうかも。
最善の結果を得られないというのが分かりますよね。

自分をまず良い感情で満たしてから

2人の素敵な時間を思い出して

LINEが来ないと「悲しい、好かれていない」と自己肯定感が低くなりがちです。
しかし、「彼から直接聞いたわけでもないこと」に振り回される必要はありません。

こんな時に思い出してほしいこと。それは……
「彼に関する良い情報」
どんな小さなことでもOKです。

◎照れながら、LINE交換しようって言ってくれた
◎会社のイベントで皆をリードしてくれた
◎初デートの際に、プランCまで考えてくれていた
◎自分の服をほめてくれた
◎笑わせてくれた
…など、思いつく限りいくつでも思い浮かべてください。

彼に興味を持ったり、好きになったという良い感情を思い出しましたか?

さて、「この前は、ありがとう」という気持ちをLINEで伝えたくなった……。
それなら、漠然と伝えるのではなく、具体的に伝えてみましょう。

「この前は、お店の候補を色々と考えてくれて、ありがとう」
「教えてくれたお店の前を通ったけど、素敵ね! ありがとう」

あなたも、感謝された場合には、「(感謝してくれて)こちらこそ(ありがとう)」という気持ちになり、返信しやすくなるでしょう。
これを、LINEでのやりとりを再スタートするきっかけにしてください。

ぬくぬく温まって自己肯定感UP!


「ありがとう、感謝」という「Sweetな言葉」だけで自分が満たされない時。
「自分が悪いから連絡が来ない」と否定しがちな時……。

ココロが温まらないなら、カラダを温めましょう。

何をすれば良いかといえば、
ぬいぐるみやクッションなど、ふわふわしたものをギュッとすること。

包み込まれた感覚、肉体の心地よさが、心に落ち着きを与えます。
落ち着いてくると、「あれ、自分は悪くない」と気づくはずです。
自分を思いっきり褒めて、今日も1日がんばった自分に甘い言葉をかけましょう。

心のぬくもりが復活すれば、他の人に愛情を注ぐことが可能になります。

「さしすせそ」って使っていいの?

本心でコミュニケーションしたい

あなたは、これまで男性の自尊心を満たすために「褒めるのが効果的」「さしすせそ、で褒めよう」といったテクニックを聞いたことはありませんか?

「さしすせそ」とは……
「さ」→「さすがね」「最高」
「し」→「知らなかった」
「す」→「すごい」「ステキ」「すばらしい」
「せ」→「センスある」
「そ」→「そうなんだ!」
この他に、「面白い」「頭いい」「かっこいい」などの褒め言葉を使うと良い、というものです。

結論から言えば、自分で使うことが、「あざとくて嫌だ」というのなら、本心で語りたい男性には使わない方が良いということです。

…NG例…
(私)「あの店、最高だったね」

(彼)「どこが最高?」
(私)「全部」(心の中であせっている)

このように指摘されて答えられないと、それほど最高とは思っていないのか、お世辞なのかと思われてしまいます。

でも、あなたが「さしすせそ」を使った表現に納得感があるなら使ってみては?

…OK例…
「素敵な場所、教えてくれてありがとう」
「知らなかった。小さな滝がキレイ」
「家から歩いて1時間、意外と近かった」
などと、なるべくリアルに感謝できる内容を書くことが大切。
「そういう部分に魅力を感じたのか」「教えた場所気に入ってくれたんだ、やったね」と達成感を味わってもらえるはず。

【まとめ】幸せな気分にしてくれた彼。その感謝を丁寧に伝えましょう

満たされた気持ちでLINEを

LINEする内容は……
「2人の関係で何が嬉しかったのか」

「相手にどのように感謝しているのか」
ということでしたね。

読み返してみて、
「幸せな気持ち」「良い気分」
に互いになれる内容であればOK!

これを覚えていれば、ベストなLINEを送ることができるはず!

たとえば、久しぶりに元カレに連絡する場合も同じ。
自分が傷ついた感情を引きずっていると、良い会話になりません。
彼も同様に「彼女とうまくいかず、失敗した」ことで傷ついていて、マイナス感情が共鳴してしまうからです。

あなたの「ありがとう」の気持ちを伝えれば、自然な会話ができるはず!