可愛いルックスに元気いっぱいのイメージの村重杏奈さん♡ 一緒にいる人もおもわずポジティブになれちゃうようなオーラを纏う彼女に、ポジティブでいられる秘訣を教えてもらいました!
ずっとハッピーな人生を送っているように思えるんだけど、今までですごく辛かったことはある?
「本音を言うと、アイドル時代は辛いことが多かったです。すごく楽しいアイドル時代だったし、10年間アイドルをして後悔はないんですけど。
今だから思う、ムラシゲは本当に向いてなかったなって。天性のアイドルっているんですよ。ファンのことを常に考えて生きていて、どの瞬間をいつ切り取られても、自分がアイドルでいられるカットの中にいる。
でもムラシゲはそうじゃなかった。ずぼらな部分もたくさんあったし、体形管理もできなくて。めっちゃ太って衣装が入らなくて、細いコと比べられたことも何度もありました。
骨格に合わない衣装のせいで太って見られて、そこだけが切り取られて太り過ぎ!と叩かれたり。骨格ストレート大優勝じゃなくて、骨格ストレート大死にですよ。
思春期の気持ちが不安定な時期に、体形のことや肌荒れ問題を頻繁に取り上げられて、メンタルもボロボロになりました。アイドルっていう文化に自分がついていけなくて、悩む時期もありましたね」
そこからの華々しいV字回復はどうやって?
「指原莉乃さんがグループを卒業するタイミングで、事務所を移籍したんです。指原さんが、この事務所ならムラシゲがもっと輝けると動いてくださったんですね。
今いるグループはすごく大事で一生大切にしたい場所だけど、もしかしたらここだけがムラシゲの世界じゃないのかも!?と思って、そこから徐々に上向きになっていった気がします。
一気に気持ちも弾けて、ファンの人も、もはや弾け過ぎて清々しい!と思ってくれるぐらいになりました(笑)」
今はお休みもないほど忙しいと思うんだけど、もうヤダー!って気持ちになることは?
「ムラシゲも人間なんで、休みたいって思うことはありますけど、マネージャーさんがそう思わせてくれないんです。イヤなんだったらやめていいよみたいに言われるんで。
今しかできないことでもあるし、今しか過ごせない瞬間でもあるし、こんなにちやほやしてもらえるのは今だけだからって。こんな感じで厳しく育てられております(笑)。
だから、家でもう無理……と思っても、仕事の時間になったら気持ちをしっかり切り替えて現場に向かってます」
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PROFILE
村重杏奈
1998年7月29日生まれ。山口県出身。日本人のお父さん、ロンア人のお母さんの間で生まれ、ロシア語を使いこなすバイリンガル。2011年にHKT48の1期生としてデビュー、21年12月に卒業。2022年11月『びびぐら村重杏奈』(講談社)を発売。アスドルのイメージを覆す、明るくハジけたキャラクターと、それとは裏腹なキュートなルックスで、バラエティ番組やファツション誌などに引っ張りだこな今をときめくイットガール。