4. ライトアップされたプールを眺めながら、沖縄ならではの食材がめじろ押しのディナーに舌鼓

日が沈んだらレストランに移動してディナーへ。初日は「シラカチ炉端」へ足を運びました。店名は「瀬良垣」を方言(琉球語)で「シラカチ」と発音するのが由来なのだそう。フードジャーニーをテーマとし、鮨、炉端焼き、鉄板焼き、日本料理(琉球和会席・予約制)、バーの5つで構成されています。今回は炉端焼きのお店にて「炉端コース」(10,000円)をセレクト!

まずはビールで乾杯!お疲れ様です。

一品目の先付は「田芋まんじゅうの揚げ出し」。
沖縄でとれた野菜を中心に、こんなにたくさんの種類の野菜が登場するのだそう。期待が高まります…!

二品目は前菜。「シラカチ風 ゴーヤサラダ なーべらーとあぐー油みその冷やし素麺」です。「なーべらー」とは方言(琉球語)で「へちま」のこと。ゴーヤやモーウィ、生姜、カツオと一緒にシャキシャキとさっぱり美味しくいただけます。

「殻付き帆立貝炭火焼 追い飯付き」(¥2,200)

と、ここで追加で頼んだ季節のオススメのホタテが登場!
とにかく出汁が絶品!で、残った出しにご飯とバター、かつおだし、醤油を加えてリゾットに。二度楽しめるメニューです。

三品目。造りは「鰹の藁焼き」、四品目の焼き物は「九州産 肉厚椎茸つくね、旬の焼き野菜」と続きます。
新鮮な鰹は一瞬でペロリ。焼物はしいたけが卵かけのつくねになっています。旬の焼き野菜には黄金芋、らっきょ、枝豆、トウモロコシが並びます。シンプルな調理が一番素材の味が引き立ちますね…

五品目は椀物「島野菜とおぼろ昆布のお吸い物」。金美人参、パパイヤ、へちま、ハンダマと沖縄ならではのお野菜がたっぷり。沖縄タマン(白身)も入っています。細く刻まれた人参とパパイヤにおぼろ昆布が絡みあって、口の中いっぱいに旨味が広がります。

お料理が進んできたところで、2杯目のドリンクは沖縄らしいカクテルでいかがでしょうか。

シークヮーサーサワー(¥850)

シークヮーサーサワーは、国際味覚機構(ITI)で10年連続三ツ星を取得している「勝山シークヮーサー」をジン(ビフィータ)をベースに割ったサワーです。とてもスッキリして女性にも人気です。

生レモンの泡盛サワー(¥850)

生レモンの泡盛サワーのベースは地元、恩納村の恩納酒造所で作っている泡盛(NAVI)を使用。通常、泡盛のアルコール度数は40度程度なのですが、こちらは20度と度数が控えめになっています。生レモンとの融合で、泡盛初心者の方でもクセを感じにくくトライしやすい沖縄を感じるカクテルになっています。

「シラカチ炉端」のメイン料理は私がセレクトした「沖縄県産あぐー豚ロース 葱にんにく風味焼き」以外にも鮮魚の炭火焼きや和牛ロース(追加¥2,000)、フィレ(追加¥4,000 数量限定)もの中から選べます。
甘みが特徴のあぐー豚はしつこくなりすぎないよう、脂身をあらかじめ間引いてあるのだそう。充実したメニューなので、美味しくいただけるようにと細かい心づかいが嬉しい。2倍酢で和えた水菜、クレソン、海苔が主役を引き立てます。にんにくチップと食べると香りがアップしますが、彼との夜を考えて適宜ご判断を(笑)。

〆の食事は「恩納村産 アーサ入り 沖縄そば 俵じゅーしー」。そばは硬めの太麺で食感もGOOD、「こーれーぐす」がピリッとアクセントを加えてくれます。俵じゅーしーは炊き込みご飯を俵型に握ったもので、ふっくらとしておいしいです。

ラストの甘味は「黄金芋プリン 水菓子」。黄金芋はまるでかぼちゃのように濃厚で、一緒にだしていただいたほうじ茶と相性抜群でした。水菓子はスイカとスナックパインのヨーグルトがけ。ミントでっぱりといただけます。以上でフルコンプリート!

お昼を抜いて晩御飯に臨みましたが、それでももう入らないくらいにお腹がパンパンになりました…!これなら彼も大満足なはず!¥10,000(ほたては別途¥2,200)でこの内容は神コスパといって過言ではないでしょう。ごちそうさまでした。