海の中を自由に泳ぎ、カラフルな魚たちと一緒に過ごす時間。そんな夢のような体験ができるスキンダイビングが、今、若い女性の間で人気急上昇中です!スキンダイビングは、酸素ボンベを使わずに素潜りで海中探検を楽しむアクティビティ。今回は、SWEET読者の初心者の皆さんに向けて、スキンダイビングの魅力と始め方をご紹介します。

夏と言えば海。そしてマリンスポーツ!筆者も先日沖縄にいってきましたが、地域によってはシュノーケルはライフジャケット着用が義務付けられており、潜れず水面から眺めるだけになることも。

せっかくなら水中で魚と一緒に泳ぎたい!でもダイビングは機材も重いし下手したら命にかかわるのでハードルが高い…。そんなあなたにオススメなのがスキンダイビング、いわゆる素潜りです。
元々、私がこのスポーツを知ったのはイルカと優雅に泳ぐ女性の動画を見たことがきっかけでしたが、潜ることに特化したスポーツだと「フリーダイビング」という競技があり、90年代に人気を博した「グランブルー」という映画でその詳細は見られるようです。

本気のアスリートの話はさておいて、旅行中に気軽に水中で魚を眺めたい、自力で泳いでみたいという大人女子にピッタリなのがこのスキンダイビングなのです!!

【オススメポイント】

①お気に入りの水着を着て撮影してもらいSNSにアップできる!
②かわいいロングフィンを着用しテンションも上がる
③スクールを利用すればインストラクターがつきっきりで指導してくれるので安心

 

【人気スポット3選】

①沖縄・慶良間諸島
透明度抜群の美しい海に囲まれた慶良間諸島は、初心者にも優しいスキンダイビングの聖地。特に座間味島では、カラフルなサンゴ礁や熱帯魚の群れを間近で観察できます。運が良ければ、ウミガメにも出会えるかも!

②静岡・伊豆半島
東京からのアクセスも良好な伊豆半島は、年間を通してスキンダイビングが楽しめるスポット。初島や大瀬崎では、岩場や洞窟など変化に富んだ地形を楽しめます。水中写真の練習にも最適です。

③鹿児島・屋久島
世界自然遺産にも登録されている屋久島の海は、豊かな生態系が魅力。永田いなか浜では、夏になるとウミガメの産卵も見られます。島の神秘的な雰囲気と相まって、特別な体験ができるでしょう。

【女性初心者へのアドバイス】

①まずは体験ダイビングから
いきなり深く潜るのは危険です。地元のダイビングショップで体験ダイビングに参加し、基本的な技術や安全管理を学びましょう。(初心者が潜るのは指導がないと意外と難しいです・・!!)

筆者は沖縄の瀬底島で体験しましたが、スクール専用の脱衣所で着替え車で移動。海についたらバナナボートに乗ってスポットまで連れて行ってもらいました!運よく一人だったので個別指導を受けられ、充実の時間を過ごせましたよ。

②適切な装備を選ぶ
マスク、シュノーケル、フィンは必須アイテム。女性向けにデザインされた製品も多いので、自分に合ったものを選びましょう。体験スクールを利用すれば、その場でサイズや好きなデザインも選べるのでオススメです。

③体力づくりを忘れずに
水中での活動は意外と体力を使います。日頃からジョギングやスイミングなどで体力をつけておくと、より楽しめます。

④日焼け対策は万全に
海面での反射で、思わぬ日焼けをすることも。ラッシュガードや日焼け止めでしっかり対策を。
筆者は車に乗る前にも改めて日焼け止めを塗りたくりましたが、やはり座席に座っている間に擦れて多少は落ちてしまったようで、首~背中にかけてかなり焼けました。日焼け止めサプリメントを併用するのも一案かもしれません。

⑤仲間と一緒に楽しむ
安全面でも心強い仲間と一緒に始めるのがおすすめ。女性同士のダイビングツアーなども増えているので、チェックしてみて。

⑥海の生き物を大切に
美しい海を守るため、サンゴや生き物には触れないよう注意しましょう。
意外と知られていないのですが、サンゴはちょっとでも触れると肌がかぶれてしまいます。私も潜っている時にサンゴすれすれになってしまい、ついサンゴのすぐそばを手がかすめてしまったのですが、海からあがってみると少し肌がかすり傷になっていました。自分の身を守るためにも、触らないようご注意を!

スキンダイビングは、自然と一体になれる素晴らしい体験です。初めは不安もあるかもしれませんが、一歩踏み出せば、きっと新しい世界が広がるはず。安全に気をつけながら、海の中の冒険を楽しんでくださいね!