――今日伺っているこちらのお店も山彰さんのおすすめで取材させていただいたんですけど、2人を撮影するにはちょうどいい広さで、しかもこの照明の下で撮るのが素敵ってご存知で…?

🍑「たまたまですね(笑)」

🐕「そう、たまたまなんですけど、それをぐぃっと引き寄せる力が強い」

――引き寄せる力も才能のひとつですよね。『やまちほへんげ』にかけて、お互いにここが変わったなと思うことは?

🍑「いい話で変わったなって思うのは、翔吾は『好き』が仕事になってるところ。小説(初めての小説『選択』10月10日幻冬舎刊)もそうだし、EX Jr.コースの仕事もそうだし、ちゃんと自分で狙って、自分の仕事にする。その前から準備はしてるけど、一気にここ1、2年で、水面ぐらいに見えるぐらいに跳ね出した感じですね」

――翔吾さんが小説を書こうと思ったきっかけは何だったのですか?

🐕「実は山彰さんの影響が結構あります。元はと言えば、コロナ中によく公園で人間観察をしてたんですよ、僕ら。暇すぎて2人で。バスケしてる子とか楽器演奏してる子たちを見て、あの子はああだねとか、あの子はこういう風な人と付き合ってるんじゃないかとか、そういうのをずっと2人で喋ってるうちに、 『あれ、この目線で書けるんじゃないかな』みたいな考えで、小説に片足を突っ込んでみたんですよね。大変でした…もうやるしかねえってやってますけど(笑)