――演じていて好きだったシーンはありますか?

山下「岡部たかしさんとのシーンかな。元々岡部さんを好きだったんですよ。YouTubeでエチュード(即興芝居)をやっている動画があって、好きで見ていました。今回、岡部さんと一緒と聞いて、ずっと楽しみにしていました。岡部さんはマモルの担当編集の林という役だったんですが、林ならではの勢いとか身体の変な角度とか、そういうのを含めてやっぱりすごいなって。より魅力的な林でいるためにはそういうものも必要なんだなと思いました」

――ベテランの俳優さんから学ぶことも多かったかと思います!こんな役やりたいとか、こんな俳優になりたいなというビジョンはありますか?

山下「掛け合いばかりの超リアルな自然の塊みたいな作品をやりたいです。ドラマで言ったら『カルテット』みたいな。ずっと作品に出続けて、ドラマでも映画でも出てない時がないねって言われる俳優さんになりたいです」

――今回の映画はスランプを乗り越えるお話なんですが、山下さんのスランプの乗り越え方は?

山下「自分ひとりでは乗り越えられないので、仲のいい幼馴染の友達に話します。状況に関係なく解決策を見出してくれるし、何よりも元気になるので。『どうでもいいや』ってなる。それも大切だと思う」

――ここからはちょっと軽めな質問を!山下さんは普段、空いてる時間は何をしてるんですか?

山下「自転車に乗ってますね。最長で都内から千葉の遊園地まで行きました。2時間くらいかな。お尻の限界がきました(笑)」