ーそれぞれ第一印象と今で変わった部分とかありますか?

豊田:琉弥のことはテレビで映っている琉弥しか知らなかったので実際会ってみて物事を敏感に見る能力が高い人なんだなっていうイメージに変わりました。林太郎はもうかなり付き合いが長いんですけど、今回お芝居の現場で初めて会って常にフラットで居続ける姿がさすがだなって改めて思いました。どこにいても変わらない、自分のすべきことをするっていうことができる人間って少ないと思うので。メンズノンノの仲間としても、今回の現場でも一緒にお仕事できてよかったなと思います。

水沢:琉弥もそうですけど、豊田も僕は初めましてじゃなかったし、琉弥に関してはオーディションから一緒で競い合うこともあったり、彼の凄さを同じ俳優をやってる身として実感する部分もあったから印象が大きく変わるということはないですけど、今回、役に対して、現場に対して挑む姿勢がすごく勉強になる部分も多かったです。宮世琉弥という個性がしっかりあって本当にすごい人なんだなって思いました。豊田に関してはなんでしょう……。彼が芸能事務所に入る前から知っているんですよ。メンズノンノという世界でずっと切磋琢磨しあってる唯一の同期ですし、本当にいろんな相談、話し合いもしてきた中で本当に真面目だなって思う瞬間も多かったですし、僕が言えたことではないんですけど「そこまで考え込まなくても大丈夫だよ」ってくらい考え込む瞬間とかもあるから、僕は支えたくなる仲間の1人だなって思ってます。

ーすごく素敵な関係性ですね。宮世さんはお二人に対していかがですか?

宮世:りんちゃんはなんだろう……。静かな方なのかな?って会う前は思っていたんです。会ってみるとフレンドリーで、すごい優しいですし、僕の悩みもご飯食べに行った時に聞いてくれたし、自分で勝手にお兄ちゃんだなって思ってます(笑)。年齢は1つぐらいしか変わらないんですけど、なんか一緒にいると安心できる存在。いい意味で変わらない、どこに行っても会ったらあ、りんちゃんだ。って思えるし、安心して話しかけられる存在ですね。豊田くんの印象は僕より年上だったので、全く想像もつかなかったです。でもテレビで金髪の時に見たことがあって、見た瞬間にこの人すごい!って思ったんです。なんか上からみたいになっちゃってるんですが。

豊田:いや、嬉しい。

宮世:絶対にライバルだって。すごい人が出てきたと思ったのが正直ありました。そこから会って年上だけど年齢関係なく接してきてくれて、敬語もやめようって言ってくれましたし僕も躊躇せず仲良くなることができました。

豊田:調子乗っちゃいそう(笑)。

水沢:でも本当に大きく変わったというよりも、長く一緒にいたから小さなことにも気付けるようになって、この人たちに頼っていいんだな、支え合って行こうっていう気持ちに変わって行った感じだよね。