1.香りや照明で五感をくすぐる部屋にする
まず簡単で効果的なこととは、いつもの環境とは変えてみること。部屋の模様替えがはできないという場合でも、次に紹介するような要素を取り入れて「非日常空間」を演出してみましょう。五感のうち何に強く反応するかは人それぞれですので、いろいろと試してくださいね。
①視覚
ベッドルームは柔らかな照明やキャンドルの揺らめきで、幻想的な雰囲気に。カーテンを変えることで部屋の雰囲気も大きく変わります。服装も部屋着ではなくドレッシーな服から徐々に、新しいランジェリーでほどよく肌を露出していく……などと演出しましょう。彼の部屋を訪れるなら、好きな花やアロマランプを贈ってみては? 美しい景色の写真集や画集なども会話のきっかけとなるはず。
②聴覚
いつも賑やかな音楽をかけているのなら、ホテルやバーで流れているような、静かで穏やかな雰囲気の音楽を流してみましょう。また、ナチュラルな雰囲気が好きなら、波の音や川のせせらぎなどの自然音を、小さな音量で流すとよいかも。
③嗅覚
官能的な香りのアロマオイル、たとえばジャスミンやイランイラン、サンダルウッドなどの香りでより魅惑的な空間に。強すぎる香りは逆効果です。なお、フェロモン香水も使う場合には、無香料のフェロモン香水にしましょう。
【フェロモン香水】……通常の香水に加えて、ヒトフェロモンに類似したオスモフェリンやアンドロステノールといった成分が配合されたもの。無香料と香料入り、スプレータイプ・練り香などがあり、ネットでも購入可能です。
④触覚
シーツやクッションなどのファブリック類は肌触りのよいものに。肌に直接触れるパジャマは心地よいシルクやサテンに、そして肌につけてよいオイルやなめらかなローションなどを用意しましょう。触覚からも心地よさを感じることができます。
⑤味覚
夕食を軽めに済ませたら、イチゴなどの手軽につまめるフルーツや、PEAを分泌させる効果が強いとされる「チョコレート」「赤ワイン」「チーズ」をデザートとして用意してみましょう。