――池袋は草下さんのリサーチ現場でもありますし。『ハスリンボーイ』は裏社会実録ものに近い作品ですが、間宮さんのこれまでの出演作でもそのジャンルの作品が少なくありません。ルポルタージュやノンフィクションをよくお読みになるんですか?
そのジャンルの作品は、活字媒体はもちろんコミックもよく読みますし、映像化されているものは配信サービスなどで拝見しています。任侠ものだったりも最近はたくさん配信されるようになりましたしね。
――本作で演じられたタモツは、ちょっとしたきっかけで裏社会に入ってしまう大学生ですが、思わぬ才能を開花しますよね。
タモツは思い切り巻き込まれてしまった側で裏社会で生きるスキルはなかったはずなのに、すごく機転が利くタイプですよね。こういった役はこれまで演じる機会があまりなかったですし、このジャンルの主人公としても珍しい気がします。まずはコミックで描かれている見た目に近づけるところから始めましたが、コミックが原作だとかなり参考にさせていただいています。彼がもろもろのことで困惑したり、といったテンションも画力で伝わってきますし。すごくありがたかったです。
――役作りについて困ることがなかった?
草下先生が重ねてきた取材に裏付けされている、説得力があるキャラクターで、リアリティがあるからこそ、あまり困ることはありませんでした。それでいて、生々しく重たくなりすぎてないんですよね。原作を読み進めていくと、タモツのキャラクターがどういうものかを掴むことができました。原作にあったものを本作のお芝居でも踏襲したところが多いと思います。
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