3.犯罪サスペンス……と思いきや、ヒトコワ
『まつりのあとのあとのまつり「まぜこぜ一座殺人事件」』

まつりのあとのあとのまつり

公演の打ち上げ中、パフォーマー一座の座長が殺され犯人探し……って聞けば、クライムサスペンス。でも、『まつりのあとのあとのまつり「まぜこぜ一座殺人事件」』は、笑って楽しんで、おまけにヒトコワの教訓映画です。

犯人探しのなかで浮かび上がるのは、世間体と偽りにまみれた人々の考え方。とりもなおさず、それは観ている自分が考えさせられることばかり。ダイバーシティとインクルージョンが何かを知っていても、じつは実践できてないんじゃない?と問いかけるブラックコメディですのよ。

『まつりのあとのあとのまつり「まぜこぜ一座殺人事件」』
story:それぞれの個性を活かしたパフォーマンスを披露する「まぜこぜー座」は、舞台を無事に終え、打ち上げパーティへ。そんななか、座長の東ちづるが何者かによって絞殺されていた。一座は犯人探しに奔走するのだが……。

監督:齊藤雄基/出演:東ちづる、ダンプ松本、ドリアン・ロロブリジーダ、マメ山田、三ツ矢雄二、石井正則、芋洗坂係長 ほか/配給:Get in touch/公開:10月18日より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
© 2024一般社団法人 Get in touch