日々“可愛い”の概念がアップデートし続けているビューティの世界。今のど真ん中を探るべく、美容担当編集Kとエディター森山のしゃべり場を開催!なりたい顔を作るメイクテクとコスメを大発表!

BEAUTY編 可愛いメイクって何?深掘りTALK!

sweet 編集部A・K

 

sweet 編集部 A・K

敏感肌と締まりのない顔立ちに立ち向かう美容担当。インナーケアが好きだが、最近メイクにも向き合いシェーディングの入れ方もマスター。さらに武道を始めて生傷が絶えない。

 

美容エディター&ライター 森山和子さん

 

美容エディター&ライター 森山和子さん

フリーランス。幼少期からメイクやコスメが大好きで、気になるアイテムは執念に近いレベルで国内外からお取り寄せ。最近は高機能アイテムの登場により、スキンケアにも開眼。

 

可愛いメイクに求めるのはほんの少しのギャルマインド

 

編集 K(以下K) : まず最初に直球なんですけど、最近の可愛いメイクってどんなモノだと思います?

 

美容エディター 森山(以下森) : 個人的に可愛い=キュートとかラブリーだけじゃなくて、ビューティフルだったりクールだったり、ひとりひとりが可愛いと感じる全てを指す概念だと思ってるんです。ただ、全体的にどこかギャルマインドを感じません?

 

K : それ、分かります!ヘア&メイクのイガリシノブさんにメイク企画にご登場いただいたときも、「ギャルが可愛い」っておっしゃっていて。

 

: イガリさんは数年前から言ってましたよね!あくまでマインドの話だから、実際にみんながガングロにしているとかそういうことじゃなくて、“盛れる”ってことが今のメイクの大前提になっていると思うんです。たとえばそれがナチュラルでもミュート系でもよくて、色みは淡くて繊細だったとしても結果自分が盛れていれば最高!っていう。そこがすごくギャル。

 

K : 確かにそうですね。最近のメイクって下まぶたを盛って中顔面短縮をしたり、部分つけまをつけたりオーバーリップにしたり、盛れるための細かい技が本当に増えたかも。K-POPの影響もありそうですけど。

 

: 間違いなくありますよね。涙袋をぷっくりさせたり、コントゥアで鼻筋をシュッと見せたりとかもそうだし、キラキラをトッピングしたりも。メイクテクとしてすごく一般的になったのって結構すごいと感じていて。それこそSNSや動画の功績なのかな、と。

 

K : やっぱり分かりやすいですからね、ハウツー動画は。再現性が高くなるし、やってみようって思えるし。実際に、みなさんのクオリティも上がっていて、可愛い人が多いですもんね。スワイプすればフィルターがかかって自分の顔が何だかいい感じになるけど、その何だか盛れる仕上がりをメイクで叶えるためのアイテムも豊富だからいい時代ですよね。いきなり整形を考えるよりも、自力で頑張れるからタイパとコスパもいいし!

 

: 本当ですね。メイクで顔の造形と印象を変えるための、仕込んで盛るアイテムが本当に豊作。よくできてるな〜って毎シーズン新色の時期は感激しちゃいますもん。これは活用するしかないです!!