「性的な快感」とは多幸感が味わえる、私たちへの素晴らしい贈り物です。しかも、男性のオーガズムは射精という形ですが、女性の場合には性感帯によって悦びのバリエーションも豊富! ところが、せっかく多彩な快感が待っているのに「あまりピークを味わえていない」という人もいるかも……。そこで、今回は女性のオーガズムについての知識と、体を開発して彼とのセックスをさらに心地よいものとするための方法をお伝えします。

そもそも、オーガズムって何?

オーガズムって何?

性交渉やマスターベーションで性的なピークに達することはオーガズムとかエクスタシー、性の絶頂……など様々に表現されています。

オーガズムに達した時に何が起こっているかと言えば、脳内で「オキシトシン」「プロラクチン」「エンドルフィン」といった神経ホルモンが放出されているのです。これらのホルモンが、快感や幸せな気分をもたらしているのです。

「外イキ」「中イキ」「奥イキ」って何?

これらの名前は、性感帯のうちどこでイクかということによって名付けられたものです。女性の性感帯には、胸やクリトリス(陰核)や腟の中といった場所があります。

膣の中には「Gスポット」や「ポルチオ」といった性感帯があることは聞いたことがあるかもしれませんね。

一般的には、クリトリス(陰核)によるオーガニズムを「外イキ」膣の中で達することは「中イキ」と呼んでいます。

「奥イキ」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これは「中イキ」の一種で膣の奥の方にあるポルチオで達するというものです。

この中でおそらく最初に快感を知るのは、外イキではないでしょうか。陰核には神経線維が5000以上も集まっているため、非常に敏感な場所です。

自分で優しく触れるだけでも快感が得られますから、最初にイク感覚を知ったのは、外イキだという方が多いかもしれません。

それでは、次から「①外イキ、②中イキ、③奥イキ」とは何かをご説明します。