Q.自分のやりたいことと求められている(と感じる)ことの差はどうやって埋めていきますか?あるいはどちらを優先するなどありますか?

🍑「自分をその『色』に寄せていくっていうのは、大事だなと思ってて。(1つの仕事に対して)『しょうがない、やるか』とか、『自分のやりたいことと違ったな』で終わっていくんじゃなくて、どうやって自分のマインドに落とし込めるかみたいなことを大事にしてます。意味がないと思うことにも意味を持たせるという意味で、少しでも自分のプラスになるように理由を作って、埋めることはしているかもしれないです」

――仕事をしてるとつい『なんでやらなきゃいけないんだ』となったりするじゃないですか。そういう仕事を自分のものにするには?

🍑「自分が苦手だなと思うことって、今までやってなかったことだったりすると思うんですよね。なので、僕はそこを美味しくできるような現場にしたいなと思ってます。それこそバラエティとか、自分が見たことない自分を見れるというか、1回経験しておくことによって、自分で未来を選別できるようになると思う。どんどん新しいものを取り込んでいくのは自分にとってプラスだと思うので、失敗してもいいし、そういった気持ちで、なるべくいただいたお仕事は引き受けるようにしています。

『1回やってみれば』というのが自分のなかでずっとあるんですよね。終わったら『楽しかった』って絶対なると思うし。自分の経験上、ずっとそうなんです。『やめといた方がいい』ってやめとくのもいいんですけど、やめて家にいたとしても、ずっとそのことを考えてるんです。『じゃあやった方が良くね?』となるので、1回やってみて合わなかったら合わなかったでいいしってっていうマインドではいますね」

――未知なもの、新しいものに対する山彰さんのポジティブなマインドは『やまちほへんげ🍑』の全7回の取材を通じて、すごく感じました。

🍑「本当ですか。もうそれはきっと口癖なのかもしれないですね」