Q.色んなセトリや構成を考えている彰吾さんですが、感銘を受けたアーティストのライブはありますか?

🍑「昔から父親がずっとB’zさんのファンクラブに入ってて、ライブにたくさん行ってたんですよ。2時間ぐらいかな?もう少し長いかもしれないですけど、子供の自分でも(飽きずに)見れるというか、その生感にテンションが上がってました。
ダンスするようになって、EXILEの『FANTASY』※2を大阪・長居スタジアムで見て、新しいライブだなと思いました。 海外のアーティストも何人か見に行きましたね。1番最初に見たのが、多分、ブラック・アイド・ピーズ。神戸かどっかのホールで。そのマンパワーにやられました。ジャスティン・ビーバー、BIGBANG、この間のサム・スミスとか、いろんなライブを見ましたね。一番、胸がぐっと熱くなったのは、二代目J Soul Brothersと三代目J Soul Brothersの継承のライブ※3。やっぱバチバチじゃないですか。ライブの構成もすごく面白くて。そのライブがずっと残ってますね。
僕は歌を聞いてるのも好きですし、自分がそういう現場が好きだからこそいろんなやりたいこととか、見せたいものが出てくるのかもしれないです

※2:FANTASY:EXILE LIVE TOUR 2010 “FANTASY”。2010年7月、広島ビッグアーチを皮切りに行われた全国スタジアムツアー。

※3:EXILE TRIBE 二代目 J Soul Brothers VS三代目J Soul Brothers Live Tour 2011 ~継承~

Q.THE RAMPAGEのLIVEで、パフォーマンス・音・照明・特効などがバチッとハマった瞬間、本当に格好良くて身震いします!過去のLIVEで、やましょうさんがいちばん気に入っている、もしくは苦労して生み出した構成を教えてください!

🍑「登場のインパクトってやっぱり大事だから、1発目にどうやって出てきたら盛り上がるかっていうのを考えるんですよね。今までって結構こう、バーンって上げてドンってやると盛り上がるし、絶対THE RAMPAGEが1列だったら盛り上がるっていうのがあった。でも『Cyberhelix』の曲的に、『キャー』で始まることはないなと思ったんですよ。だったら行けるとこまで洗練された出方を考えて、(川村)壱馬がLEDの前に出てきて、後ろを向いたらみんながいてそこに合流するっていう、神聖な演出を考えました。バンドでバーッと盛り上がってバーンって出てきてもいいし、『Cyberhelix』の曲の最初の『てんてんてん・・・』で始まっても盛り上がると思って、ずっと自分のなかでどっちがいいんだろうと葛藤してました。『一発の衝撃』って大事だけど、そういう曲じゃないよなって思う自分もいたんで、思い切って(バンドと)別々で出ようという話になったんです。
ステージでやってる自分たちは後ろを向いているからわからなかったけど、映像で見た時にすごく良かった。壱馬がスッて出てきて、手をバーンってやって、ウィーってLEDが開いて、スモークが焚かれる中に自分たちがいて。あれ見た時、自分でも『うわ、すげえ』となったんで、嬉しかったですね

THE RAMPAGE / CyberHelix (LIVE TOUR 2024 “CyberHelix” RX-16)