――『Cyberhelix』は今までとは全然違うライブになりましたね。

🍑「『Cyberhelix』は『見るライブ』にしたかった。ライブは2、3曲目ぐらいで崩した方がいいでんすよ。フォーメーションとかも、一気にブワーってやった方がいいんですけど、(3曲目の)『WAKE ME UP』もしっかり見せたかったので、『SLVER RAIN』を2曲目にもってきて、最初の1曲だけじゃなくてちゃんと『見るライブ』なんだなって、その世界観をファンの人がわかるようにしました。アンコールでしっかりぶち上げればいいっていうのはあったんで、逆に最初はより守っていくっていうか、察していくやり方にしました

Q.『Cyberhelix』は『THROW YA FIST』を超えるツアーだったのかなと思いました。山彰さん的に手ごたえはどうでしたか?

🍑「やっぱり誰に聞いても、『THROW YA FIST』※4って絶対出てくるんですよ。初めてのアリーナツアーでみんな気合い入ってたし、時間をかけて作ったツアーだったから、自分のなかで『THROW YA FIST』を超えられるかな?みたいなプレッシャーがずっとありました。
『Cyberhelix』は久しぶりのエンドステージだったので、『THROW YA FIST』とはあえて違う方面から攻めるというか、あの時は若いフレッシュなTHE RAMPAGEを見せていたけど、『Cyberhelix』は洗練されたTHE RAMPAGEを見せると考えて、よりクールに作っていきました。爆発しないやり方っていうか、ずっと抑えていくやり方で。
『THROW YA FIST』はどっちかというと、赤い炎でふわんと盛り上がって、『Cyberhelix』は青い炎で、でも温度高い、みたいな作り方をしたので、多分ファンの中でも比べてるようで比べてないっていうか、『Cyberhelix』も好きになってくれたのかなと思いますね」

※4:THROW YA FIST:2019年に開催されたTHE RAMPAGE初の全国アリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 “THROW YA FIST”」。

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE / THROW YA FIST (LIVE TOUR 2019 “THROW YA FIST”)