――グループ史上最高の結果を残した最新EPの「UNBREAKABLE」では、今までとはまた違ったTJBBの一面が見えました。

エイロン「刀を使った振り付けや、最初にダンストラックを持ってきて一気にボルテージを上げる感じが今までの楽曲のテイストとは全然違う仕上がりになりました。でも最初は、とにかく曲のキーがずっと高かったので、それを踊りながら歌いこなすのが本当に難しくて……。特にサビの後半にフェイクがあるんですけど、その部分が何回練習してもできなかったんです。外の空気を吸うとリフレッシュできることもあって、僕は公園が一番集中できる場所なので、夜中に一人で行って練習を重ねて、ようやくレコーディングでは満足がいくように歌うことができました。ぜひ注目して聴いていただけると嬉しいです」

――アニメ『青のミブロ』のエンディングテーマに起用された時の気持ちはいかがでしたか?

 エイロンメンバー全員、『キターーーーーーー!』『まじか!』『ヤバぁ!』みたいなテンションでした(笑)。特に僕はアニメも漫画も大好きなので、本当に嬉しくて。もちろん『青のミブロ』の漫画も全巻読んでいます!」

――2024年8月でデビューから1年を迎えましたね。どんな1年でしたか?

エイロン「チャレンジの年でした。デビューして右も左もわからない状態だったので、どんなことでもチャレンジしていこうってメンバーみんなでも話し合って。なかでもすごく勉強になったのは、EXILE THE SECONDさんのツアーに帯同させていただいた際に、一からステージの作り方を教えていただいたことです。僕たちは結成した当時から、HIROさんに振りは自分たちで考えたほうがいいと言われていたので、ステージングも10人で考えて作りたいと思っていたんです。今年出演させていただいた、次世代のアーティストが集まるライブ『NEXT VIRAL ARTIST』では、EXILE THE SECONDさんから学んだ経験が活かせたと思います」

――パフォーマー勢が出演した、ダンスの「その道のプロが選ぶ本当のNo.1 プロフェッショナルランキング」(TBS)では、グループとして2位、個人でも3名ランキングという快挙も。

エイロン「僕は家で見ていたんですけど、すごく盛り上がったし、感動しちゃって。ずっと近くで練習していたのを見ていたので、短い期間でこんなにクオリティの高いものを完成させてアウトプットできるなんて頼もしいし、なによりも本気でかっこいいなと。ランキングが発表された時は『やばい!』ってメンバーにLINEしまくっちゃいました(笑)」