HYの名曲「366日」が紡ぎ出す20年の時を超えた純愛ラブストーリーが公開中!

 

本作の主演を務めた赤楚衛二さんとヒロインの上白石萌歌さんが、sweet webに初登場。楽曲や作品に対する想いから、この冬のデートプラン、ファッション計画まで語ってくれました。

 

この冬、1番泣ける物語で心の奥にある炎に火をつけて。

映画『366日』では太陽と月のような関係性を意識しました

――ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(23年/TBS)以来、2年ぶり2度目の共演となる赤楚衛二さんと上白石萌歌さん。映画『366日』での再共演でお互いの印象が変わった部分などがありましたら教えてください。

赤楚衛二(以下、赤楚):萌歌ちゃんとは、5年くらい前にドラマの前にとある撮影でご一緒したことがあったのですが、そのときはどちらかというと静かめなコなのかなっていう印象でした。喋っていないとミステリアスな雰囲気があって。

上白石萌歌(以下、上白石):喋っててもでしょ?(笑)。

赤楚:そうそう。喋っててもだね(笑)。そのあとドラマでがっつりご一緒させていただいたのですが、そのときは本当に元気で明るくて、現場の太陽みたいな存在だなと思っていました。今回、『366日』で共演して一番感じたのは、心のキレイさとか真っ直ぐさみたいなもの。僕自身にはない部分だし、萌歌ちゃんが演じた美海という役の魅力にも繋がっていると思いました。

上白石:この作品のお話をいただいたときに思い出したのが、赤楚さんの誕生日が3月1日で私の誕生日が2月28日ということ。私達の誕生日の間にこの映画のキーにもなっている2月29日があるっていうことに気がついたんです。以前、ドラマの現場で一緒にお誕生日のお祝いをしてもらったときに、『1日違いだね、でもうるう年だと間に1日あるね』、なんてことも話してたので、この2人で『366日』に出演するということにすごく運命的なものを感じました。

上白石:ドラマで共演したとき、赤楚さんってめちゃくちゃ面白い人なんだなと思って。それまで赤楚さんに対して持っていたパブリックなイメージと実際にお会いしたときとでは全く印象が違いました。私からすると、赤楚さんこそ“太陽”みたいな人。私とは違うタイプの太陽というか、おふざけ系の明るさで、毎日お腹が痛くなるほど笑わせていただいていました。赤楚さんの明るさに私は毎日励まされていたのですが、すごく印象に残っているエピソードがあって。

赤楚:なんかあったっけ?

上白石:そういうちょっとしたイタズラ心でみんなが笑顔になれたことに、その場にいる誰もが助けられた気がします。その他の場面でも私自身、赤楚さんに癒やされていました。お芝居をするうえでも赤楚さんのセリフだけでなく眼差しや佇まいなど、多くのことを学ばせていただいたり救われたりしたことがあっての今作だったので、信頼のベースが元々あるところからスタートできていろいろ相談しやすかったです。ただ、赤楚さんって多分現場によって立ち振る舞いがぜんぜん違う方だと思うんですね。毎回演じる役を背負って現場に入られているイメージなので、『366日』の現場では湊という役を背負って現場に存在していらっしゃったなという印象があります。なので、今回は太陽というより“月”のイメージでしたね。

赤楚:前の現場で“太陽”だったのに、太陽じゃないじゃんってなったら期待外れじゃない?(笑)。

上白石:いやいや、そういうことじゃなくて!すごく多面的な人だなって思ったんです。新城(毅彦)監督からも美海が太陽で湊が月であってほしいって最初に言われたこともあって、お互い自然に役を背負っていたのかなと思います。

赤楚衛二