――そんなステキな俳優さんとしての夢を語っていただいたところで、sweetとして甘さ全開な質問をさせていただきます!赤楚さんと上白石さん、それぞれの冬のデートプランを教えてください。

上白石:私の大好きな映画のひとつに『ビフォア・サンライズ(邦題:恋人までの距離)』(1995)という作品があって、その日に出会った男女が一晩中語り明かして、最後に別れるというストーリーなんですね。今の職業も生い立ちもなにも知らないような人と出会って、知らない街を歩きながらいっぱい話して別れる、みたいなデートがしてみたい。ちょっと現実的じゃないけど、街を歩きながら語り合うっていうのがロマンティックだなと思うので、そんな出会いとデートがしてみたいです。

赤楚:萌歌ちゃんがそっちの方向性だったら、俺はもうちょっとコテコテの方がいいよね(笑)。

上白石:それは任せる。世界征服後のデートに期待(笑)。

赤楚:夜景のキレイなホテルを予約しつつ、料理長さんが目の前で調理してくれるような鉄板焼屋さんで食事をして、バラの花束やケーキも用意して…っていうコテコテなサプライズデートをやってみたいです。

上白石:なかなかなさそうだから、確かにやってみたいかも(笑)。

赤楚:ベタですけど。意外とベタな方が気持ちが伝わるんじゃないかと。

上白石:なんならフラッシュモブとかもしてみたい!

 

――お2人のデートプランでステキな冬が過ごせそうです。そして、まだ寒い毎日が続きますが、今冬のファッション計画を教えてください。

赤楚:今シーズンの展示会でけっこう買ってしまったので、最近は買い物をセーブしている最中。今冬、チャレンジしたいのがレザーのロングコート。レザーと言っても、モコモコのファーっぽい感じのベージュカラーなんです。着こなせたら面白いなと思って購入したので、これを攻略するのが今年の冬のチャレンジです。

上白石:かっこいい女性って、いつもデニムに薄手のニットとかを着ているイメージ。なので、今年は厚着をしない冬にしたい。厚手のアウターとかを着込まずにスマートな女性になりたいんです。ニットも好きなんですけど今冬は薄手のものとかにチェンジして楽しみたいなと想っています。欲しいものだと、今、大ぶりのバッグが流行っているらしいので、ビッグサイズのレザーバッグを手に入れたいなと思っています。

 

――では最後に作品の見所も含め、読者にメッセージをお願いします。

赤楚:それぞれの気持の矢印がどこを向いているのかという視点を持ってもらうことが注目のポイントかなと思います。大切な人を思うがゆえのすれ違いやちょっとした歪みで物語が動いていくので、それぞれの想いに注目してほしい。登場人物全員がステキなキャラクターなので、自分自身に似たキャラクターを見つけていただくのもいいかなと思います。

上白石:HYさんの「366日」という名曲が様々な世代に愛されているように、この作品もいろんな人に見ていただきたいと思います。例えば、陽葵ちゃんや琥太郎くんの世代の子達が見たら何を感じるんだろうとか、いろんな視点で見ていただいた感想をぜひ聞かせてほしいです。