【小野大輔】アニメ『黒執事』の反響は「ファンの皆さんからのお手紙で熱量を如実に感じた」【sweet web独占】
――梶 裕貴さん演じる“フィニアン(フィニ)”をはじめ、使用人たちが登場するのも嬉しいですよね。
それぞれのキャラクターを演じている役者さんたちも、やっぱり魅力的だなと思いました。彼らの存在がいかに『黒執事』という世界において重要か、このシリーズからちょっとずつ掘り下げられていきます。それはファンとしては知りたかった、見たかった物語だと思うんですよね。
今回はフィニアンがフィーチャーされます。なぜ彼はファントムハイヴ家に仕えているのか、その意味が語られるわけです。どうやら重くて暗い過去を持っている、それをやっと語ってくれるということが嬉しかったです。
僕が最初に『黒執事』でセバスチャンを演じ始めたのが17年前で当時30歳でしたけど、フィニを演じる梶(裕貴)くんはもちろんさらに若手だったので、僕も必死だったけど梶くんも必死だったと思うんです。
その中でがむしゃらに情熱を込めてやっていた役が、今改めてこうして掘り下げられる。経験を積み重ねてきて、役者として成熟した梶くんが演じる姿を見て、すごくいい役者さんになったなと感じます。今このタイミングで梶くんが演じるフィニがたまらなく魅力的で、確実にファンの方はフィニのことをもっと好きになると思います。
――『緑の魔女編』では新たな主要キャラクターも登場しますが、小野さんが特に気になる・注目しているキャラクターはいますか?
やっぱり(釘宮理恵さん演じる)サリヴァンですよね。初めてじゃないでしょうか、あんなにしっかり他の主人に傅くのは。
サリヴァンという存在に邪な感情が一切ないんですよね。本当にピュアな存在だなと思います。セバスチャンにはそんな気持ちはないんですけれども、僕自身の目線では本当にこの子を守ってあげたいと思える。とても純粋な存在ですね。
そこに釘宮さんの声がのるっていう、本当によくこの人をキャスティングしてくれたなと思いました。本当にぴったりだなと!
CHECK TOGETHER
PROFILE
DAISUKE ONO
小野大輔
5月4日生まれ。声優として活躍。2005年に「AIR」でTVアニメ初主演を務める。第4回声優アワードでは、アニメ「黒執事」のセバスチャン・ミカエリス役などが評価され、主演男優賞を受賞。主な出演作にアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ(空条承太郎)、「宇宙戦艦ヤマト2199」(古代進)、おそ松さん(松野十四松)、「進撃の巨人」(エルヴィン・スミス)などがある。
- 公式サイト : https://daisukeono.com/
AUTHOR'S PROFILE
28歳の女性をメインターゲットに、ファッションやビューティ、カルチャーなど、“流行りモノ”や“話題のモノ”を毎日発信!おしゃれ最新情報はもちろん、注目の女優やモデル、アイドル、イケメンのスペシャルインタビューや撮り下ろし写真など、旬のエンタメ情報も満載♡