Q.YAMASHOさんは有言実行する力があるなと尊敬しています。目標を立ててから達成するまでのプロセスが知りたいです。

🍑「僕はとにかく後付けのプロ。何かをやった後に、後から理由をつければいいという感覚で生きてるんですよね。最初のフラッシュアイディアから、根を張っていくイメージです。
例えば、最初に植木鉢や土を準備してから花を咲かすのではなくて、『この花、可愛い』と思ったら、その花のための植木鉢、土を買う感じ一番最初に出来上がったものを自分の中でイメージして、そこから意味を降ろしていく
企業だったら、今これくらい売上があって、来年はこうしていくという事業計画が大事だなと思うんですけど、自分はあんまりそれが得意じゃない。例えばMA55IVEでコラボするんだったら、いろんな人とパッとコラボする、ライブの構成だったら、出来上がった状態のものを想像した時に、自分がワクワクするもの、かっこいいと思うことを想像して、それをやるために、プロジェクトの名前、テーマ、セット、衣装とか全部後付けでつけていく。そうすると周りから見た時に、『すごく作り込まれた世界観ですね』となります」

――仕事をするうえで、すごく参考になる話ですね。たとえばビジネスでも何かのプロジェクトをするときに明確な目標がないと、途中で外野から色々言われて熱量がなくなったり、自分の責任じゃないような感じになって、思わぬ結果になったりしますよね。

🍑「僕らもありますね。例えばLDHとしてのプロジェクトも自分たちでちゃんと腑に落とせるかが大事だと思います。THE RAMPAGEのプロジェクトに落とし込んでいくような感覚です。それも結局、後付けの理由が大事だと思う。『今、こういうことやっておけば、この層にアプローチできる』みたいな話もできて、気づいたら俺らのやりたいことになって、逆提案できたり、結果的にはいい方向に繋がったりする。自分たちでプロジェクトを動かせるようになるには、やっぱり自分たち自身を腑に落としていくことが大切なんだと思います」

――今って熱量がないとモノが売れない時代だから、YAMACHIHOビジネス論、参考になります。