美容ライター YUKAとスタイリストKOMAKiのユニット「韓ドラ姉妹」が贈る、今見て欲しい韓国ドラマや映画をあれこれと、お酒を飲みながら言いたい放題！
今回はお待ちかね（?!）韓国女優にフィーチャー！
韓ドラ姉妹のオンニ（姉）ことYUKAが、まさに現代のカメレオン女優パク・ギュヨンについて語る！

※Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン1～3独占配信中
『イカゲーム』　　シーズン２（全7話）～３（全6話）
456番こと、ギフン(イ・ジョンジェ)が『イカゲーム』に勝利してから3年。娘・ガヨンのいるアメリカへ行くことを辞め、ギフンは再び「イカゲーム」に舞い戻った。繰り広げられるのは、子どもの頃に楽しんだ６つのゲーム（シーズン２~３）。その中で、死と葛藤、裏切りと赦しが交差してやってくる。描かれる人間の欲望と希望の結末はいかに？　賞金456億ウォンを求めた命がけのゲームが始まった！

ついに、完結？
『イカゲーム』は希望をテーマにしたドラマと信じている!!

2021年にNetflixで配信された「シーズン１」から３年。2024年の年末に「シーズン２」が、2025年6月に「シーズン３」が始まったわよ。もう、みなさん見たかしら？
もう1度観たら辞められない！　オンニも徹夜で見まくって、―５歳老けたわよ。
とにかく、世界中で大ヒットしまくった『イカゲーム シーズン１』。だから、シーズン２からの出演者が豪華。120番（ゲーム参加者番号／名前ではなく番号で呼ばれる）ヒョンジュ役はパク・ソンフン、333番ミョンギ役はイム・シワン、222番ジュニ役は元IZ*ONEのチョ・ユリ、246番ギョンシク役はイ・ジヌク。みんな、主役を張れる役者ばっかじゃない！　しかも、シーズン１からは、ゲームの生き残った456番ギフン役のイ・ジョンジェ、001番でフロントマンのイ・ビョンホン、めんこ男のコン・ユなど、韓国を代表する名優たちが勢揃い。
みんながみんな、キャラが濃いから逆に演技がかみ合わないんじゃない？って、ハラハラ、ドキドキだったわ。その中でフィーチャーするのは、シーズン２から出演している脱北兵ノウル役のパク・ギュヨンちゃん。ずっとピンクガード（ゲームの運営係）だったから、その魅力はシーズン３で全快になるかんだけど、イカゲームの中で異才を放っていたと言っても過言じゃなかった。

もしかして、イ・ジョンジェに次ぐ準主役？
パク・ギュヨンの演技が尊すぎたっ

（シーズン２で）遊園地で着ぐるみを着て働くノウルは、車中泊の生活を送っている、脱北者。北朝鮮に娘を残してきており、再会を果たす以外に人生に目的を持っていない彼女もイカゲームに参加することに。それも、プレイヤーではなく、運営側。運営側にスポットライトを当てるなんて、ファン・ドンヒョク監督、天才かよ！　シーズン２では、プレイヤーとは違う、アナザーストーリーとして描かれているわよ。
ピンクガードとして働くノウルは、ゲームに負けた参加者の臓器密売を断固拒否。自分のように、もうこれ以上苦しまないために、ひとり一人を即死するように仕向けていた。
脱北兵、母親、そして、ピンクガードという難しい役を見事、演じたギュヨンの悲壮感や憂いたっぷりの目がなんともいえず、ジワっときます。
『イカゲーム』のオーディションでノウル役を勝ち取ったギュヨンも本当に難しい役だったとインタビューで答えているわ。
「キャスティングの連絡を受けて、ピンクガードとして出演すると決まった時は想像がつかなかったけれども、正直プレイヤーでなくよかったなって思いました（笑）」とギュヨン。続けて、
「使っていた銃も想像以上に重く、困難の連続でした。ただ参加できること自体が私にはありがたく、誇れること。新しい観点をお見せできるキャラクターだと思い、しっかり表現しなければならないと思いました」と話した。
世界的に人気のある『イカゲーム』に参加したこと自体が、人生のターニングポイントというギュヨン。「このドラマに参加できたこと自体、素晴らしいこと。私の心の中に大きな存在としていつまでも残ると思います」と答えている。