――そして初挑戦だった声優。大変だったことや新たな発見はありましたか?

白岩「もともと演技経験はあったので、ブースに入るまでは映画やドラマの延長でいけるかなと思っていたんです。でもいざ収録のブースに立ってみたら、自分のからだ全体で表現する演技と声だけで演じる表現はまったくの別ジャンルで。やってみて初めてその違いがわかって、これ、やばいわ……と痛感。そこから、普段は洋画を観ることが多いんですけど、この期間は意識的にアニメを見直す時間を作りました。初めてだからわからないことがあるのは当然だと受け止めて、何かあれば全部指摘してくださいと事前にディレクターさんへお願いしていたので、教えていただきながらひたすら役作りに打ち込みました」

――実際に完成した映像を観た時はいかがでしたか?

白岩「初号試写を観たときは、本当に感動しました。もちろん『アズワン/AS ONE』そのものの世界観が大好きで、ヨウとラコの関係性や他の登場人物とのやり取りにも胸を打たれたんですけど、同時に自分が楽曲を作っていた日々や、必死でアフレコに挑んでいた時間が一気によみがえってきて。作品への感動と自分の努力の記憶が二重で胸に迫ってきて、特に後半は本当にやばかったです。あと、収録していたときはラフな映像で想像しながら声をあてていたんですけど、初号試写で完成版を観たときは、ロボット同士の戦闘シーンのクオリティがすさまじく高くて衝撃を受けました」