―続いてデビュー曲3曲それぞれの聴きどころを教えてください。まずは『U+U』から。

shion「聴きどころは、全体を通して人生の波を表しているようなサウンドです」

mirano「大枠のコンセプトとして時計がテーマになっているんですけど、サビで‟どんな日もどんな日々も時を超えて歩いていくよ“とか‟どんな日もどんな明日も今が救ってくれるから”って歌詞があるんですけど、今自分がここにいて、過去への後悔だったり、未来への不安を背負っている今の自分が、過去も未来も救えるんだっていう強いメッセージが込められていて。shionが言ってくれた人生の波っていうのは、紆余曲折する場面がたくさんある人生の中で、今の自分が過去も未来も救っているので、今を大切にしてほしいというメッセージが聴きどころです。私はコレオでも関わっているんですが、今までの音楽シーンにないようなダンスジャンルを取り入れて振りつけをさせていただきました。サウンドとしても映像としても結構革新的というか新しい雰囲気を纏っているので、ダンスにも注目していただきたいです」

pia「グループ名のEttoneはフランス語でサプライズっていう意味なんです。『U+U』を聴くといろんな楽器とかジャンルが入っていて、サプライズがどんどん出てくる感じなんです! ダンスも今までのガールグループであまり見ない振りつけなので、見ても聴いてもサプライズがいっぱい入っています」

koyuki「個人的になんですけど、‟時計巻き戻し君に会いに行く“っていう歌詞がすごく気に入っていて。その歌詞は過去にみんなが辿ってきた辛かったことや、そういう過去が少しでも違ったら今の自分にはなっていない。今の環境になっていなかったんだなと、すごく考えさせられるなと思って。歌詞全体的に男女問わず自分に置き換えて聴くことができるんじゃないかなってところがアピールポイントです」

―つづいて『サイレント・ディスコ』の聴きどころをお願いします。

chiharu「『サイレント・ディスコ』は7人で作詞に関わらせていただいたんですけど、このサイレント・ディスコっていうのは、本当にあるイベントの名前なんですよ。私はこの曲を帰り道に聴いてほしいなと思っていて。ディスコ時代のあの頃の楽しい時に戻れるような、帰り道を彩れるような曲になっています。‟秘密のメロディー“とか‟音漏れハートビート”とか、内にこもるような歌詞が多いんですけど、他人から見たら孤独に見えても、その人は楽しいかもしれない、みたいな感じの意味も込められているので、ぜひ考察しながら聴いていただければなと思います!」