豆原一成(JO1)
──市毛さんと共演された感想を教えてください。
豆原「市毛さんは本当に優しい方で、大好きですね。撮影中ずっと、本当の孫とおばあちゃんみたいな距離感で接していただいたんです。世代が全然違うにもかかわらず、友達かのように喋ってもらいました。この間 久々に会ったときも、また撮影時に戻ったかのような感じになって。市毛さんが出されている雰囲気や接し方だからこそかなと思います。本当に一緒にお芝居ができて、いい経験をさせていただいたなって、すごく感じています」
──割と最初のうちから、作中での関係性(孫と祖母)のような感じだったんですね。
豆原「そうですね。ただ最初は、さすがに僕も緊張していました。市毛さん、僕、そして僕のマネージャーさんと、プロデューサーさんの4人でご飯を食べる機会があって、それを経てから一気に仲良くなったような気がします」
──八木さんは、市毛さんへの印象いかがですか?
八木「私も緊張していたんですけど、すごく優しくフレンドリーに接してくださいました。だけど、お芝居の現場に入られると、凛と背筋が伸びるようなところも、どことなくあった印象です。この緩急の効いたメリハリがとても素敵だなと思っていました。市毛さんのそういう姿から、現場での立ち振舞い方を教えていただきました。誰にでもフラットに接する市毛さんが、すごくかっこよかったです」
──ちなみに、豆原さんと八木さんのお互いの印象はどうでしたか?
豆原「八木さんは自然な感じでした。人との壁がなくて、すっと現場に入ることができた気がします。あと、これは未だに思っていることなんですけど、八木さんはちょっと不思議な人なのかなっていう印象です」
八木「不思議っていう印象を持たれているとは思ってなかったです(笑)」
豆原「やっぱりスラッとしてて綺麗な印象があるじゃないですか。でも喋り出すと、スローで独特な雰囲気を纏っているんですよね。そこが、不思議な人だなって感じる部分かもしれません。八木さんの素敵な部分だと思っています」
八木「ありがとうございます(笑)。 私も豆原さんに対しては、ずっと自然体でいらっしゃるなと思っていました。作品によって現場の空気感って様々なんですけれど、今回は丸くて明るいふんわりとした雰囲気に包まれていたんです。気負いせず流れに乗っていける環境を作ってくださっていたなぁと。今日も久しぶりに会うので、少し緊張していたんですけれど、全然変わってなくてホッとしました。豆原さんこそ、誰に対しても壁を作らないじゃないですか」
豆原「そうですか?」
八木「はい、作らないと思います。壁があるとやっぱりドキってしちゃうけれど、それがないからすごい助かります」