豆原一成(JO1)、八木莉可子
──最後に、本作の見どころをよろしくお願いします!
豆原 それぞれのキャラクターがいろんな事情を抱えている中で、一歩踏み出して頑張っている姿こそ、この作品の見どころだと思います。本作のキャッチコピーでもあるんですけど、『一歩踏み出してもいいと人生って意外に楽しい』っていうのが、まさにその通りで。この映画を観終わったときに、自分もちょっと何か挑戦してみようかなって思ってもらえたら嬉しいです。
八木 今、豆原さんがおっしゃっていたことはもちろん、学びのことをすごく描かれていることも、この映画の大きなポイントに感じます。学びって、つい若い人のもののためと思ってしまいがちですけど、そうじゃなくて自分の人生を豊かにするもの・可能性を広げるものとして、すごく素敵な方法の一つだと思います。学びがいろんな人に拓かれている可能性をすごく示唆した映画な気がしています。自分自身、また新たに学んだり挑戦したりしてみたいなって思えたので、皆さんにもそう感じていただけたら幸いです。
──ありがとうございました!
●映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』10月24日公開
祖母・文子と暮らし始めた大学生の拓磨は、亡き祖父・偉志の書斎で大学の入学案内を見つける。それは偉志が遺した文子へのサプライズだった。一歩踏み出し、若い頃の夢だった「学び」の日々を謳歌する文子。一方、拓磨は夢に自信が持てず将来に悩む。そんな二人は、富士山が好きだった偉志の手帳に不思議な数式を見つけて……。
出演:豆原一成(JO1)、市毛良枝、酒井美紀、八木莉可子、市川笑三郎、福田歩汰(DXTEEN)、藤田玲、星田英利/長塚京三/監督:中西健二/脚本:まなべゆきこ/音楽:安川午朗/制作プロダクション:PADMA/原案:島田依史子「信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語」(講談社エディトリアル刊)/原案総責任:島田昌和/配給:ギャガ
©2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
●PROFILE
豆原一成/ISSEI MAMEHARA
2002年5月30日生まれ、岡山県出身。サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生したグローバルボーイズグループJO1のメンバーとして、2020年3月にデビュー。近年の主な出演作は、ドラマ『超人間要塞 ヒロシ戦記』『お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ』(23/NHK)、日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』、映画『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』、映画『BADBOYS -THE MOVIE-』など。
八木莉可子/RIKAKO YAGI
2001年7月7日生まれ、滋賀県出身。2016年出演したポカリスエットのCMで一躍注目を集める。その後、Netflixオリジナルドラマ『First Love 初恋』(22年)や、NHK総合『おとなりに銀河』(23年)でヒロインを務め、日本テレビ系『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(24年)では竜星涼とW主演を果たす。カンテレ・フジテレビ系10月期ドラマ『終幕のロンド -もう二度と会えないあなたに-』に出演するほか、映画『WIND BREAKER』が公開予定。