──本作では父子の関係が描かれていますが、白洲さんとお父様との思い出も伺えたら嬉しいです。
今はお酒を飲みながら何でも喋るんですが、子供の頃はとにかく怖い父親だと思ってました。父親が車で仕事から帰ってくると、その音だけで兄弟たちと部屋に逃げ込むみたいな感じ(笑)。
だけど、土日なんかはよくキャッチボールをしてもらってました。何を話すでもなく、30分~1時間やって二言三言交わす程度でした。今となっては、その二言三言を父親も喋りたかったんじゃないかなって思います。
──それではタイプとしては千石に近いような感じなんですね。
はい、“the 昭和おやじ”って感じでしたね。
──このドラマを通して様々な料理が出てきますが、今後プライベートで作ってみたいお料理などあれば教えてください。
割と“これ食べたい”ってなったら作ることが多いんですけど、自分で天ぷらってやったことない気がします。好きなものだけを大量に買って天ぷらにしてみたいです。あとは、本格的なラーメン。具材を平気で10時間以上煮込まなきゃいけないので、家では絶対できないなと思いつつも、ずっと作ってみたい料理の一つです。
白洲迅
──このドラマに関する最後に質問です。本作の見どころを改めてお願いします!
世の中のパパママたちはもちろん、どんな方も共感できる作品だと思います。全くの赤の他人が一緒にルームシェアをして子育てをしていきますが、本当にいろんな人に助けられながら成長していく話なので、人と人とのつながりや大切さを感じていただけるんじゃないかなと思います。あとは、なんといっても美味しいご飯。ひたすら飯テロです(笑)。
──放送時間もちょうどお腹が空いちゃう頃合いですよね。
そうなんです。ドラマを観終わった後、夜な夜な料理を始めちゃってもいいんです。夜中の料理もまた乙だと思います。いろんな意味でほっこり満足していただけるドラマだと思うので、ぜひ観ていただけたら嬉しいです。