あふれんばかりのスリルとサスペンスに満ちた令和最大の衝撃作『爆弾』に出演する山田裕貴と佐藤二朗が語り尽くす!【sweet web独占】

山田さんが演じた類家はどんな人物ですか?
山田「僕はあそこまで頭はよくないけれど、マインドが一緒だなと感じていました。登場するのも物語の中盤からなので、途中からリングに上がるような感覚もプレッシャーでした。そんな中、僕が化け物みたいな俳優だと思っている佐藤二朗さんと対峙しながらお芝居をするのはすごく楽しかったです。楽しい中にもプレッシャーはありつつ、それを乗り越えるには類家と自分の考え方が似ていることが唯一の頼りになりました」
マインドが似ているというと感じたのはどんな部分ですか?
山田「類家って本当は人を信じたいし信じてもいるけれど、多分そういう環境に恵まれずにきたというか、打ちのめされたことが今まで何度もあった人生だったんじゃないかと思うんです。例えば自分の頭のよさが上手に活用できなかったり、人と考えが違うことで生きづらさがあったりしたんだと思うんです。僕は、そこまでではないけれど、そんな感情を感覚として味わったことがあって。それは自分が優れているということではなく、この世の中って生きづらいことが多いよなっていうところに共感するという意味で、マインドが一緒なような気がしている、ということです」

佐藤さんが演じたスズキタゴサクはどんな人物ですか?
佐藤「まずはどこにでもいそうな中年の親父であると。小太りでありメタボであると。それだけでなく中日ドラゴンズファンだと。はい、ものすごく私そのものです。さらに言うと、この物語は野方警察署が舞台になっているのですが、私、東京で初めて住んだ街が野方なんで、ここまでくるとね、もうこの役は他の誰かに渡したくないという思いがありましたね」
それだけ思い入れのある役だったと。物語の中では10円ハゲも印象的でした。あれも役作りの一環ですよね?
佐藤「はい、まず坊主にしまして。10円ハゲは特殊メイクでもできるけどそれはしたくなかった。なのでメイクさんにやってもらいました。でも日々、その部分は伸びてくるので、作品中は日々ウィ〜ンと剃ってもらっていました。となると、普段は帽子なしでは歩けないわけです。ただの坊主ならいいんですけど、10円ハゲがあるとなると、見た人もいじれない。例えば知り合いに会っても“二朗さん、10円ハゲができてるね”とは言わないで、心の中で“二朗さん、いろいろ悩みがあってストレスを抱えてるんだ”って思うわけです。となると毎回全部僕は説明をしなくちゃいけなくなるので、面倒くさいから帽子をかぶっていました。それが半年くらい続きましたね。今は帽子なしで外を歩けるようになってよかったです」
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