――12月の誕生月は後藤拓磨さん。拓磨さんが変化したなと思うエピソードを教えてください。

🍑「たっくんはね、もともと自分の芯がしっかり通っていて、ブレることのない人間だと思うんです。自分で目標を設定して、そこに向かってひたむきに頑張っているイメージ。
だから、特別『ここが急に変わったな』っていう部分はなくて、ずっと淡々と、自分に対してストイックに走り続けているんですよね。それをあまり表に出さないから、周りの人が気づかない部分もあるかもしれない。でも、彼は確実に自分自身と向き合って、積み重ねてきているんです。
ただ、やっぱり27歳になると大人になりましたね。昔はもっとわちゃっとしてるところもあったけど、今はすごく大人の男になった。クールというか、ただ喋らないとかではなくて、佇まいや振る舞いがすごくジェントルマンなんです。誰にでも優しくて、スマートで、自分の考えをちゃんと持っている。ここ1年くらいでその魅力がグッと伸びて、本当にかっこよく、頼もしくなったなと感じます。

最近はメンバーのみんなも年齢を重ねてきたので、ガツガツした『おりゃ!』っていう感じよりは、重厚感のある『ドゥン』っていう見せ方を意識してるんです。
例えば、7年ぶりに復活して『THE W』で優勝したニッチェさんのように、ブランクがあっても『もう一回やってみるか』と出てきて結果を出す……あの余裕と厚み、本当にかっこいいですよね。その説得力こそが大事だなと。来年は、もう『ドゥン』しかないですね(笑)」

――2026年はTHE RAMPAGEさんのさらなる『ドゥン』を楽しみにしております!
撮影のスタイリング、メイクの感想を教えてください

🍑「今回のスタイリングは、ラストということで『原点回帰』をテーマにしました。前回の集大成では宇宙っぽさや最先端な世界を表現したんですけど、それを経て、今回はあえて『自分自身に返ってくる』というストーリーを作りたくて。
僕の原点である中目黒、そしてTHE RAMPAGEという存在。今の自分があるのはやっぱりTHE RAMPAGEのおかげなので、それを表現したいなと思って、まこっちゃん(長谷川慎)とたっくん(後藤拓磨)に『*p(R)ojectR®(プロジェクトアール)でスタイリングを組んでほしい』とお願いしました。
ヘアメイクもこだわりました。いつもお世話になっているメイクさんが手作りしてくれたターコイズのネイルに、ブルーのラインストーンを効かせたメイク。黒の衣装の時は、目の周りをバキッと囲んで強く。夜の中目黒というロケーションもあって、すごくいい世界観が出せたんじゃないかなと思います。夜のロケで、冬の地面に寝っ転がって撮影したりもしました。仕上がりは最高にエモいです。冬の撮影は芯から冷えるくらい寒かったけど、僕、仕事中に『寒い』って言うのはよくないと思ってるんです。早く撮らなきゃって焦っちゃうし、いいものは作れないから」

――寒いなかありがとうございました…!