動物と人の間にボーダーラインを引かない、という紗栄子。被災地支援だけではなく、小さな命を守ろうと新たに保護猫活動にも乗り出し、精力的な取り組みが続いています。行動に至るまでの経緯や突き動かされている衝動、未来の展望など、じっくりお聞きしました。
多頭飼育崩壊などの現実と直面。放っておけない! と活動スタート

「オトナスウィートの読者の皆さんは、たぶん、私が何を大切にして、どう人生を歩んできたのか、ずっと見守ってくださってると思うんですよね。いつもありがとうございます♡
改めてお伝えすると、命を守る活動は、15年前の東日本大震災の被災地や養護施設の支援から始まっていて、5年前からは『NASU FARM VILLAGE』の牧場経営をしながら保護馬活動にも着手しました。
だんだんと人から動物にまで視点が広がっていく中で、去年の10月、近所の牧場で多頭飼育崩壊して行き場を失っている猫がたくさんいる、という深刻な状況を知ったんです」
紗栄子さん自身の実感としては?
「ありましたね。実際に、道路で轢かれてるコを何匹も目にしましたし、うちの牧場は年間に7万人くらいのお客様が主に車でいらっしゃるので、交通量が多いこともあって、接触しそうで危ない、との連絡をいただいたりもしました。
あと、遺棄があることも事実なんですよ。今日撮影を共にしたルナは、うちの牧場に野放しにされていて、初めて保護したコなんです。ルナという名前は、愛馬のボルトを看病していたとき、偶然、一緒に月を見上げていたことから。出会ったときは既に去勢済みで、性格も人懐っこかったので、迷い猫の可能性も考えて情報を確認して、近隣の方々に聞き込みもして。でも、手がかりは何も得られませんでした。
こういうことを自分でも見て聞いて体感していく中で、もう猫達を放っておけなくなってしまって。すぐに行動に移して、保護活動が始まりました。私、気になったことには積極的に関わっていくタイプなんです」
ってサラッとおっしゃいますが、行動に移すというパワーが本当にスゴイ。
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