――この20年でお互いどう変化しましたか?

 お互い柔らかくなったと思います。実彩子は元々柔らかいタイプで、昔から落ち着いている感じはあったけど、メンバーみんなが落ち着いて心が広くなったなって感じはするかな。

宇野 余裕が持てるようになったよね。若いときは「とにかく自分の主張をするしか方法がわからない」みたいな尖るしかなかったけど、今は客観的な目線で自然と協調できるようになった気がします。

――初めて会ったときのことを覚えていますか?

 僕が14歳で、実彩子が16歳のときに初めて会ったんだよね?

宇野 私はレッスン生として既に所属していて、「男子オーディションで受かった人たちです」と紹介されたメンバーのなかに、真司郎がいたのを覚えているよ。

 そうそう。エイベックスの8階で会ったんだよね。実彩子は“先輩”っていうイメージだったなぁ。先にエイベックスに入っていたし、年上だったから。

宇野 私は真司郎を見て「めっちゃおしゃれな中学生が入ってきた!」って思ったよ。身長は小さかったけど、なんか華やかだったなぁ。

 当時は実彩子のほうが背が高かったもんね(笑)。

――それからデビューまで、しばらくレッスンを続けたそうですね。

宇野 レッスンをしながら「いつデビューできるんだろう……」という不安は漠然とあったことを覚えていますね。「デビューできないまま高校卒業しちゃうけど、大丈夫そう……?」みたいに思っていました。

 当時は月~金はもちろん、土日も毎日レッスンがあったよね。

宇野 みんな学校に行っていたから、部活の代わりにレッスンに行く感じだったよね。

 ダンス、歌はもちろん、ウォーキングのレッスンもあったけど、あの先生、厳しかったな~(笑)。

宇野 ウォーキングの先生ね!確かに怖かったかも(笑)!

 レッスンを続けて、俺が高2の9月にデビューして、実彩子は大学1年でデビューしたんだよね。最初の方は本当に忙しくて、もうとにかく毎日何かしら動いていた気がするなぁ。